[9月22日(日)10:00 2024年度 長崎県サッカーリーグ1部 第7節 @スポーツパークいさはや]
三菱重工長崎SC 3(0-1/3-0)1 時津SC
得点者
7分 西田 晃典(時津)
54分(後9分)城臺 映伍(重工)
56分(後11分)田中 遥斗(重工)
69分(後24分)城臺 映伍(重工)
5勝0敗で首位の三菱重工長崎と、4勝0敗で2位の時津の首位攻防戦は重工が制し、リーグ制覇そして九州リーグ昇格戦に向けて大きく前進しました。
スタメンとフォーメーション。
時津はいつもの4-4-2ではなく、3-4-2-1(非保持5-4-1)。重工対策か。
重工GK21山本祥輝はV·ファーレン長崎U-18の1期生。トップチームの2種登録第1号。時津のベンチには3期生の水田光星が入って後半途中から出場しました。
立ち上がり5分ほどは蹴り合いでしたが、それからは時津が5-4-1ブロックで構え、重工が後ろから繋いでビルドアップするという形に。
前半7分、時津先制。中盤でのボール奪取からFW20西田晃典がドリブルで仕掛けてファウルを受け、フリーキック。MF8松尾亮汰のキックが左ポケットのFW16東川凌也に渡り、シュートは重工GK21山本がセーブしますが、こぼれをFW20西田が蹴り込みました。
ゴール動画。
13分、時津。セカンドボールをMF10山川浩司の左足ミドルシュートは枠の外。
重工が後ろで回しながら前進する道を探るような時間が続きます。途中からロングボールも織り交ぜながらチャンスを掴みにかかり、エリア周辺まで攻め込む機会もありますが、決定機には至らず。
18分、重工。コーナーキックの2次攻撃でDF16江濱慎介のクロスをファーサイドMF20中原智央のヘディングは枠の左。
飲水明けは重工の前進からコーナーキック。時津がカウンターで前進という場面の応酬。
42分、時津。ショートカウンターでFW20西田がエリア内に持ち込んで左足シュートは枠の右に外れます。
45+1分、時津。コーナーキックからこぼれ球をMF24井上良太の左足シュートはDFブロック。
1-0で前半終了。
前半は時津のプラン通りという印象です。
後半は重工も繋ぐよりはゴールキックなどは蹴ってセカンド争いに持ち込んできたように見えました。
9分、重工同点。サイドチェンジから右サイドMF11田中遥斗が縦に仕掛け、2人に囲まれながら低いクロスを上げると、反応したFW9城臺映伍が滑り込みながら流し込み、1-1。
さらに11分、重工逆転。時津のセットプレーのチャンスでしたが、クリア。そのボールを時津がまた後方からロングボールで入れようとしますが、それが重工の選手に渡り、すぐ裏へのボール。抜け出したMF11田中が飛び出してきた時津GK23渕上隼人の頭上を越すシュートで2-1。
さらに24分、重工追加点。左サイド深い位置でのパス交換からFW9城臺が右足でミドルを決めて3-1。
そこからは時津がボール保持し、重工がブロックを作ってカウンターという時間が長くなり、時津は非保持陣形はそのままに保持時は後ろから選手を押し出しながら前進を狙いますが、なかなかボールが収まらず、時間が過ぎていきます。
重工は自分たちが保持する時間も作りながら時計を進め、そのまま3-1で終了。
天皇杯でも本戦に出場し、全社(全国社会人サッカー選手権大会)にも出場を決めている今年の重工は強かったです。前半は時津のプラン通りだったとは思いますが、追加点が奪えなかったことと、同点ゴールが大きかったように見えました。
MOMは11田中遥斗(創成館→阪南大学)でしょうか。