2/19(土)。今年もV·ファーレン長崎の開幕がやって来ました。開幕カードは東京ヴェルディとの対戦。もちろんコロナ感染対策をしております。
で、なんでこの週はこの日だけ雨やねんと文句を言いたくなる天気。足先が特に冷えました。
そんな中でしたが、スタジアムはなかなかの熱気。サポーターの大旗が並びます。やはりこうして並ぶのを見ると気分も高まります。
表では髙田明夢大使が寄贈したという新しいバスで選手がスタジアム入りするのを迎えました。
スタグルをいただきます。千々石名物じゃがちゃん!何年も前から待望(?)でした。スタグルにぴったり。これはアウェイサポーターさんにもぜひ食べてもらいたい。
もう1つ、TORRESの角煮丼。ご飯ものが好きなのでありがたいです。
この日のボールパーソン担架要員はV·ファーレン長崎U-18の選手たち。この時期はなかなか会えないので頑張っている姿を見られるのが嬉しいです。
そして、ヴィヴィくん…おや?今回はマスコットゲストが!
数年前に誕生したヴェルディの「リヴェルン」!丸くて可愛いんですよね。ヴィヴィくんと並ぶと尚更丸々感が出てやばい。キャラもちゃんとあって、MCの古本さんの「意外と大きい」という発言にちょっと怒ったりするのがまた良き。
他のスタジアムに出張するのは初めてだそうで、来てくれてありがたいですね。
メンバー発表。アカデミー出身選手では24江川スタメン、34五月田ベンチ入りとなりました。五月田は高3でトップ昇格を果たした35安部大晴の存在もありますし、今年は特に頑張ってほしいと思っているのでベンチ入りしたのは嬉しかったですね。天皇杯やエリートリーグなどでCBやSB、SHでも起用されていますが、彼はボランチが本職だと思うのでそこで見たい。
さて試合ですが、簡単に感想を。
長崎に関しては、選手の入れ替わりがあった中で松田監督のゾーンディフェンスやビルドアップなどのプレーモデルの継続とプラスアルファがどれだけ見られるかというところ。
相手のヴェルディはボール保持がとても上手いチームで昨年後期でも退場者が出なければどうなっていたかわからないというところで、長崎が上手く守りつつカウンターを繰り出せるかというところに注目していました。
実際試合ではそのヴェルディのボール保持の強みに加え、守備陣形も4-3-3から4-4-2に変化させてミラーゲームにして非常にタイトで、長崎にとっても難しい試合になったと思います。
そんな中でも右サイドの7クリスティアーノと28高橋峻希は昨年まで柏でチームメイトだったという強みが生き、前進から崩しまでバリエーションが豊富。特にクリスティアーノは突破と精度の高いクロスで違いを見せ、先制点にも貢献。28高橋は守備でも運動量と献身で力を発揮していました。
ただ、既存の選手たちとのパス交換はずれることも多く、連携は伸び代か。
左も新加入となった22奥田と5奥井の縦関係は守備面では安定していたものの、前進と崩しのコンビネーションはここからか。
長崎のチーム全体で言えば、前線は27都倉がいたこともあり早めのクロス攻勢で、サイドからえぐってポケットを取りマイナスに折り返してシュートという場面が少なかった点は次節以降の課題として注目したいところですが、それ以上に先制点後に運動量が落ちたところは気になります。雨と寒さというコンディションの部分もあったのかどうか。
開幕戦はどうしても連携もこれからだし、固くなりがちな部分もあると思うし、難しいとは思いますが、そういう試合も「手堅く勝つ」ところを見たいし、そういうチームが昇格するのではとも思うわけです。
でも終わったことなので、次節に期待したいと思います。
次節は札幌のミシャさんの影響を色濃く受けているという四方田監督率いる横浜FC。札幌とは去年天皇杯で対戦して勝利していますが、果たして?
試合後にメインからバクスタにダッシュそるヴィヴィくんも可愛かったです。