V·ファーレン長崎U-18 1(0-0/1-0)0 サガン鳥栖U-18 2nd
得点者
53分(後8分)村田 壮優(V·ファーレン)
中断していたプリンスリーグが再開。前半戦を4連敗で終えていたV·ファーレンにとっても、9位のサガン2ndにとっても大事な試合でしたが、V·ファーレンが1-0で競り勝ち、連敗を止めました。
スタメンとフォーメーション。
V·ファーレンは全国大会で負傷した宇佐川眞央が欠場。ただ、ベンチにはキャプテンの黒瀬理仁が戻ってきました。
サガン2ndの16番·黒木雄也は2種登録と聞いていますが、2ndでの出場。
立ち上がりからホームのサガン2ndがボールを保持。
5分、サガン2nd。カウンターからFW,26下田優太(2年/サガン鳥栖U-15)の右ポケットからの折り返しをMF28末次瞬(1年/サガン鳥栖U-15)が合わせますが、これはV·ファーレンGK12鶴井李成(3年/サガン鳥栖U-15唐津)が足でセーブ。いきなりの決定機でしたが、黒瀬不在の間に逞しさを増している鶴井の好プレー。
ただ、その後もサガン2ndが保持する時間が続き、コーナーキックのチャンスが繰り返し訪れます。
V·ファーレンも後ろから繋ごうとしますが、プレスに引っ掛かり、なかなか前進出来ず。引き付けてライン間や背後を狙ったりとパターンを見せますが、これらもなかなか前進には繋がらず。
24分、V·ファーレン。ようやく遅攻が繋がり、MF14岩本悠也のミドルシュートは枠の上。ようやく初シュート。
25分、サガン2nd。セカンドボールをDF與座朝道(3年/JFAアカデミー福島WEST U-15)がミドルシュートはGK正面。
ここから時間の経過につれて、サガン2ndもシュートまでは行けなくなり、膠着状態。
40分、V·ファーレン。FW10宮﨑陽(3年/ソレッソ熊本)がペナルティエリア近くで倒されて得たフリーキックを直接狙いますが、これは壁に当たり外れます。
0-0で前半終了。
V·ファーレンは後半からFW17池田に代えて国体九州ブロック大会でも活躍したFW22村田壮優(1年/V·ファーレン長崎U-15)を投入。MF11金ケ瀬仁人(3年/太陽SC)を右に、MF13浅井琉希(2年/愛媛FC U-15)を左に変更。
これが功を奏したのか、また違う理由なのか、プレスから中盤で奪えるようになり、ショートカウンターの場面が頻発。
3分、ショートカウンターからFW22村田シュートはバーの上。
そして8分、V·ファーレン先制。
カウンター攻撃を一度はクリアされますが、それを拾ったMF14岩本が個人技で右ポケットに持ち込みグラウンダーのクロスをファーサイドのFW22村田が決めました。
後半の変わり様を見ると、前半は選手たちに固さがあったのかもと思えました。
11分、V·ファーレン。またもカウンターからFW10宮﨑がループシュートは惜しくも枠外。
後半30分くらいまではV·ファーレンがショートカウンターでチャンスを作り出す時間。相乗効果かビルドアップにもリズムが出て、前進出来るようになっていました。
27分、左サイドの前進からMF13浅井が中に差し込んだボールをFW10宮﨑がFW22村田とのワンツーで抜け出してシュートは惜しくも外れます。
終盤にきてサガン2ndもゴールに迫ります。形は裏を取ったり、幅を取るサイドハーフへのシンプルなロングボールが多かったですが、何度かゴールを脅かしました。
34分、サガン2nd。FW38真殿京佑(1年/ガンバ大阪門真ジュニアユース)が裏に抜け出してシュートはGKブロック。
40分にはV·ファーレンもGKからのロングボールを収めたFW22村田が折り返し、FW10宮﨑がシュートはGKセーブ。
そして、アディショナルタイム。サガン2ndの選手が狙い済ました角へのシュート。これがポストに跳ね返ったところで試合終了。これは決まったと思いました。
V·ファーレンとしては追加点を奪えなかったのは残念でしたが、再開1試合目で無失点勝利で終えられたことは良かったです。ここを落とすとズルズルと順位を落としていきかねないと思うので。
3位に浮上した上に、2位の日章学園が敗れたために勝ち点差が2。まだ2位以内へのチャンスはあります。ここからも1試合1試合戦ってほしいです。
次節
vs九州国際大学付属
8/31(土)16:00 @九州国際大学KIUフィールド