V・ファーレン長崎U-18は今年初めての公式戦を迎えました。明けましておめでとうございます!!!(一人で盛り上がる)
九州クラブユース(U-17)サッカー大会決勝トーナメントの準々決勝(シード)です。3年生が卒業し、2年生以下で戦う、高校サッカーで言う新人戦に当たります。
V・ファーレンは3年前と2年前は優勝。昨年も準優勝と、相性のいい大会です。
ユニフォームもトップチームと同じ新ユニです。
準々決勝の相手はロアッソ熊本ユース。毎回接戦になる相手です。個人的にも熱くなってしまいます。
両チームのスタメン。
V・ファーレンは4-4-2が定着し、ゾーンディフェンスに磨きをかけています。右サイドバックのレギュラー候補である福島大空選手を欠く以外はベストメンバーと言っていいでしょう。その右サイドバックには郡司島樹選手が入り、右サイドハーフには川本将央選手。川本選手は1年生(新2年生)では中川立暉選手、五月田星矢選手に続く期待の選手だと思っています。
ロアッソは、トップチームに参加していた小島圭巽選手と上野正騎選手がベンチスタート。樋口叶選手が欠場?となります。
とまあそれは見ながら後からわかったことで。
キックオフ。
とりあえず、両チームのそういうことを確認しながらと思っていたら3分ほどで先制。
早い。
右サイド14川本選手のクロスがこぼれ、ペナルティエリアにつめていた11柴田豊輝選手が押し込みました(それは何とか見て写真撮りまして)。
また確認作業に戻ろうとしたら、ロアッソのコーナーキック。そこで追いつかれます。
キーパーの1朝長心優選手の上を越すボールが入り、折り返しを13廣田勇心選手に決められました。
仕切り直しかと思ったらまた3分後くらいに勝ち越し。
左サイドのパス交換から縦に抜けた9中山大輔選手がクロス。それを逆サイドから飛び込んだ14川本選手がヘディングで決めました。
10分ちょっとで2-1。
これは点の取り合いになるのかなと思ったら、ゲームはここから落ち着いてきます。
V・ファーレンは4-4-2のブロックを作り、ロアッソのビルドアップを封じ、奪って速攻。自分たちがボールを持てばロアッソの1トップの脇から運びます。
シュートまで行く場面も作ります。ゴール前ファイナルゾーンで崩しの部分はどうなのかと気になっていましたが、ある程度は形が出来ていたように見えます。
奪われても起点となりうる11小野田涼選手に激しく行き、収めさせない守備。特にセンターバックに入った17本多剛大選手は10cm前後身長差がある相手にもしっかり行っていました。
後半はロアッソも小島選手、上野選手を投入し、パス回しのテンポをあげ、サイドチェンジも見せ、ペナルティエリアに迫るようになります。
サイドを崩されてコーナーキックのピンチも。しかし、先ほどのようなやられ方はしません。
カウンターのチャンスも何度か作ります。ただ、フィニッシュは上手くいかず。
そのまま時間が経過。
終盤に入り、選手交代。ここも気になるところですが、いきなりU-15から昇格した新1年生の18中島聖翔選手が入ります。U-12、U-15とステップを踏んできた選手。攻撃的なポジションならどこでも可能。今のところサイドハーフのようです。
新2年生の20有働隼人選手。縦への突破力があるサイドアタッカー。
16安部大晴選手。なんとU-15の新3年生も飛び級でデビュー。昨年U-15ではセントラルMFでしたが、U-18ではFWのようです。
186cmのFW15藤本翔選手(新2年生)。ボールを収めてくれます。
2-1で推移していた試合。終了間際のコーナーキックを上手くロアッソは頭で合わせ、1朝長選手が見送ったボールは枠内に行きますが、カバーに入っていた6五月田選手がぎりぎりクリア!
大ピンチをしのぎ、試合終了。
V・ファーレン長崎U-18が準決勝進出を決めました。
追加点を取るチャンスもありましたが、2-1になってから失点をしなかったのは良かったと思います。
特定の選手だけではなく、全員がボール周辺の状況と味方のポジショニングを確認しながら声をかけ合っているのがすごくよくわかりました。ゾーンディフェンスでは重要なことですよね。
さあ次はサガン鳥栖U-18戦です。昨年は3試合やって11失点した相手。現在強化中と言える守備がどれだけ機能するか非常に楽しみです。
九州クラブユース(U-17)サッカー大会 準決勝
V・ファーレン長崎U-18 - サガン鳥栖U-18
2/24(日) 11:00 長崎県体育協会人工芝グラウンド
トップチームの開幕戦の前に応援に参ります!