長崎ぺんぎん日和

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令和6年度 長崎県高校サッカー新人戦 男子 準決勝 九州文化学園-国見▪︎国見が粘る九文を振り切り、延長戦の決勝点で決勝と九州大会進出

2025-01-30 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)

男子新人戦は1月26日に準決勝を迎え、九州文化学園-国見を観戦しました。


令和6年度(第59回) 長崎県高等学校新人体育大会サッカー競技 男子 準決勝 @ベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場 35分ハーフ]
国見 1(0-0/0-0/1-0)0 九州文化学園
得点者
88分(延後8分)城臺 海音


スタメンとフォーメーション。

試合を通して、ゲームを支配し、チャンス創出数が多かったのは国見だったと思います。九文は後半以降に繋いでプレスを脱出する時間を作れていましたが、そのこと以上に3楠翔貴や4松本士苑を中心とした素晴らしい守備の粘りが好ゲームを演出したのではないかと個人的には思います。


立ち上がりは互いにセカンドボール回収からサイド攻撃。
10分前後から九文のビルドアップに対しプレスをかけて奪い、MF10原田高虎(2年/ヴェルスパ大分U-15)を中心とした攻撃を仕掛けます。

14分、国見。
左のスローインからMF10原田が右へサイドチェンジでMF13鈴川虎之助(1年/油山カメリアU-15)がカットインから左足シュートはDFブロック。


15分、国見。高い位置で奪い、FW9正木翔汰(1年/グランロッサ)のミドルシュートは枠の上。


21分、国見。MF13鈴川のパスカットからスルーパスにFW9正木が抜け出してGKもかわしますが、バランスを崩し、シュートは打てず。

九文のビルドアップに国見がプレスから奪って攻撃という流れが続きます。九文が幅を取るサイドバックに展開したところで詰まって国見が奪ったり、ウイングに長いボールを送るところでタッチを割ったり、ということで、ほぼ国見ペース。しかし、国見も点を奪えず。


33分、国見。MF10原田カットインからミドルは枠の右。


AT1分、九文。セカンドボールを回収し、MF10小田琥太郎(2年/フォルトゥナ延岡)から左サイドMF18辻昂志郎(1年/ViVa CaLcio)がシュートは国見GK12秋重咲翔(1年/久留米AZALEA)が弾きます。


後半スタートから国見は3人交代。

後半に入ると国見のセンターバックからの縦パスを九文が奪う場面が出てきます。九文はビルドアップでサイドバックからサポートするアンカーMF6金子恋次(1年/CAセレスト)を使うことで脱出出来るようになり、またロングボールからセカンドボールも取れる機会が増え、九文の保持時間が増える後半。


14分、国見。途中出場FW19打越太湧(2年/FCVALOR唐津)が裏に抜け出しますが、九文DF3楠翔貴(2年/東長崎中)が身体を入れて防ぎます。

18分、九文。左サイドMF18辻のクロスをFW13田栗跳夢(1年/CAセレスト)が頭でそらし、右サイド途中出場FW9小島祐杜(2年/犀川中)がシュートは左に外れます。

23分、国見。左クロスをFW9正木ヘディングは九文GK1坂口魁楽(1年/FUT6)がセーブ。

28分、国見。右クロスのセカンドボールをMF10原田が連続シュートもDFブロック。

やはり、シュートチャンスは国見が多く、終盤も猛攻を仕掛けますが、九文の粘りの守備の前にゴールは割れず、0-0のまま延長戦へ。


延長前半2分、国見。ショートカウンターからMF10原田が左足シュートも惜しくも枠の右。


延長前半8分、九文。右ペナ角付近でFW9小島が粘って左足シュートは枠の上。


延長前半10分、国見。MF10原田の左からのシュートのこぼれを連続シュートもまたもDFブロック。

延長前半も点は生まれず、後半へ。


そして延長後半8分、ついに均衡が破れます。国見、途中出場FW7城臺海音(1年/キックスFC)が背後に流れたボールに反応。飛び出したGKより先に触り、無人のゴールに流し込みました。

国民スポーツ大会のメンバーでもある7城臺がラッキーボーイとなり、試合終了。


国見が決勝と九州大会進出となりました。
しかし、九文も粘り強い戦いを見せてくれたと思います。



準決勝結果
国見 1-0 九州文化学園
長崎総大附 3-2 鎮西学院

決勝結果
国見 1-0 長崎総大附

国見と長崎総大附が九州大会へ。


令和6年度 長崎県高校サッカー新人戦 女子 決勝 鎮西学院-聖和女子学院▪︎女王·鎮西学院が14連覇

2025-01-29 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)

女子新人戦は1月25日に決勝を迎えました。

準決勝(海星-聖和女子学院)の記事。

令和6年度 長崎県高校サッカー新人戦 女子 海星 - 聖和女子学院▪︎新興勢力·聖和女子学院が圧倒する試合に - 長崎ぺんぎん日和

[1月19日(日)13:30令和6年度長崎県高等学校新人体育大会サッカー女子1回戦@長崎市営ラグビー·サッカー場35分ハーフ]聖和女子学院10(7-0/3-0)0海星得点者7分原田希唯9分嵜本...

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令和6年度 (第59回)長崎県高等学校新人体育大会サッカー競技 女子 決勝 @ベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場 35分ハーフ]
鎮西学院 3(0-0/3-0)0 聖和女子学院
得点者
41分(後6分)竹元 小雪
53分(後18分)布田 雫
70分(後35分)竹元 小雪



スタメンとフォーメーション。

全体的に女王·鎮西がゲームをコントロールしていた印象の試合です。さすがでした。


立ち上がりはボールの握り合い。
鎮西はFWに長いボールを当ててでも、後ろから繋いででも前進出来るチームで、聖和はパスサッカーとハイプレスのチーム。
序盤は聖和も前進し、シュートまで持ち込む場面がありました。

3分、聖和。右サイドの前進から、左から右ポケットに入ってきたMF7鴨川雛乃(1年/口石FC)がシュートはポスト右。


鎮西は左サイドMF7冨田美空(2年/大村チェリーズ)とDF10柴田陽菜(2年/島原第一中)のコンビネーションが冴え、深いところを取って崩しにかかります。


聖和もMF7鴨川に入ればドリブルでキープし、起点になるので、度々中央や右サイドに進出。守備に帰るのが大変そうでしたが。

17分、鎮西。
左サイドのパスワークから中央背後に抜けたFW9竹元小雪(2年/Fragrant熊本)がシュートは枠の右。

20分前後から鎮西がパスワークとカウンタープレスで保持時間が長くなり、聖和は前線でボールが収まらなくなります。

鎮西が攻め立て続ける前半でしたが、聖和も粘り強い守備で耐え、0-0で終了。


後半、聖和はMF7鴨川をFWに上げますが、そこにボールがなかなか渡らず。


6分、鎮西先制。
左で失ったボールの奪回から左ポケットに抜け出したDF10柴田が深くえぐって折り返すと、待っていたFW9竹元が決めて1-0。


15分、鎮西追加点。
聖和のロングボールに先に反応したDF6布田雫(1年/アンベリール島原)が大きくクリアしたボールがゴールに向かい、聖和GKの手をかすめてゴールイン。


聖和も押し上げてサイドを攻略しにかかりますが、シュートまでは行けず。



35分、鎮西追加点。
再び左ポケットにDF10柴田が抜け出し、折り返しをFW9竹元が決めて3-0。


女王·鎮西が攻守に安定した戦いぶりで14連覇と九州大会進出を果たしました。
しかし、聖和もこれから楽しみなチームです。

私も今大会が初めての長崎の女子サッカー観戦でしたが、今後も機会が作れればと思います。
 

令和6年度 長崎県高校サッカー新人戦 男子 準々決勝 国見-創成館、長崎総大附-長崎南

2025-01-28 21:15:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)
1月25日(土)は男子新人戦準々決勝がかきどまりで開催。私はうち国見-創成館、長崎総合科学大学附属-長崎南の2試合を観戦しました。

2回戦の記事はこちら。

令和6年度 長崎県高校サッカー新人戦 男子 2回戦 九州文化学園-長崎日大、長崎南山-西陵、鎮西学院-島原 - 長崎ぺんぎん日和

1月19日(日)は男子新人戦2回戦が開催。シード校が登場。松山開催の3試合を観戦しました。ちょっと長いです。1回戦の記事。令和6年度長崎県高校サッカー新人戦男子1回戦長崎...

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[1月25日(土)10:00 令和6年度 長崎県高等学校新人体育大会(第59回)サッカー競技 男子 準々決勝 @ベネックス総合運動公園かきどまり補助競技場 35分ハーフ]
国見 4(0-0/4-0)0 創成館
得点者
42分(後7分)鈴川 虎之助
45分(後10分)鈴川 虎之助
55分(後20分)原田 高虎(PK)
66分(後31分)打越 太湧


スタメンとフォーメーション。

昨年の新人戦覇者·国見が創成館に勝利。ミラーゲームで、後半立ち上がりまでは膠着状態が続いていたのですが、国見が先制し、ゲームが動いたことで、国見がカウンターで追加点を取っていった格好です。


前半は互いにFWに長いボールを当ててサイドからクロスというのが基本的な形。
立ち上がりは国見がセカンドボール回収から攻め込みます。国見はやはり左サイドのMF10原田高虎(2年/ヴェルスパ大分U-15)が起点になりやすく、そこを意識した攻撃。
創成はFW11小笹朋史(2年/瑞穂中)がロングボールのターゲットになりやすく、サイドは左のMF7山口慶太朗(2年/国見中)の仕掛けとクロスが武器になります。

ただ、20分経過しても膠着状態が続きます。


24分、創成。左サイドのこぼれ球をMF7山口が縦に仕掛けてクロスを逆サイドMF6堤陽来太(2年/C.Aフクオカーナ)がシュートはDFブロック。

25分辺りから国見が繋ぎ始めます。

ゲームは動くことなく、後半へ。


後半7分、国見先制。ゲームを動かしたのはやはりMF10原田。左サイドでドリブルで仕掛け、左足でふわっとしたクロス。逆サイドに流れたボールをMF13鈴川虎之助(1年/油山カメリアU-15)が右足で決めて1-0。


さらに10分、国見追加点。
左サイドFW11松本陸(2年/筑後サザンFC)の右足で巻いたクロスを再びMF13鈴川が中に持ち込んで決めて2-0。

ここから前がかりになる創成に対し、国見がサイドのスペースを有効活用してカウンター。これは木藤監督の国見の十八番。
サイドに出ると、創成のDFとGKの間を巻いて横断するようなクロスが度々見られ、非常に効果的に見えました。


20分、国見。左サイドでMF10原田が倒されてPK。これを自ら決めて3-0。



ゴール動画。


31分、国見追加点。
カウンターで右サイドの途中出場MF15木原彪都(2年/エルセレユナイテッドFC)のクロスをFW19打越太湧(2年/FCVALOR唐津)がヘディング、GKに弾かれるもこぼれを押し込んで4-0。


崩しの形に再現性が見えた国見が準決勝進出。







[1月25日(土)12:00 令和6年度 長崎県高等学校新人体育大会(第59回)サッカー競技 男子 準々決勝 @ベネックス総合運動公園かきどまり陸上競技場 35分ハーフ]
長崎総合科学大学附属 2(1-0/1-0)0 長崎南
得点者
6分 市川 太陽
50分(後15分)市川 太陽


スタメンとフォーメーション。

主力を占めていた3年生がごっそり抜けた総大附。選手権でスタメンだったのはこの中では10市川のみという総大附ですが(MF16寺井は欠場)、基本的にセカンドボールの争いになる中で、来年度は県リーグ1部の長崎南にボールを渡す時間帯がありながらも、無失点勝利となりました。


立ち上がりは総大附がセカンドボールを回収して優位に進める展開。


6分、総大附先制。
右からのクロスをFW10市川太陽(2年/鈴峰中)がヘディングで決めて1-0。



7分、総大附。FW10市川のポストから、ボランチ起用のFW9竹嶋優(1年/FC佐伯S-Play MINAMI)がドリブルで中央に持ち込み、GKと1対1でのシュートは長崎南GK1松尾洸星(2年/長崎ドリームFC)がストップ。ビッグセーブでした。


19分、総大附。ゴール前混戦からFW13工藤凌成(2年/FC COLZA)がシュートは外れます。


この15分から30分にかけての時間帯は総大附がトーンダウン。長崎南がセカンドボールを取り、ボールを持てる時間帯。ただ、長崎南はまず2トップにボールを入れることが約束事のようで、その段階で総大附も対応し、シュートチャンスにはなかなかならず。


30分を過ぎ、改めて総大附にシュートチャンス。
31分、左スローインから右に展開し、MF13工藤ミドルシュートは惜しくも枠の左。


32分、総大附。
右クロスのこぼれ球をFW20一宮優聖(1年/徳島ヴォルティスJY)のミドルシュートは右ポスト。


後半総大附は、立ち位置を変え、FW9竹嶋をFW10市川との2トップに、MF20一宮を右サイドハーフ、MF13工藤を左サイドハーフに変更。

4分、総大附。
左サイドMF13工藤の仕掛けからFW9竹嶋ミドルシュートは右に外れます。

15分、総大附追加点。
右コーナーキックの二次攻撃でDF3徳田周眞(2年/FC ALLURE JAPAN唐津)が入れたボールをゴール前でFW10市川が決めて2-0。



ゴール動画。

22分、総大附。
コーナーキック。グラウンダーのマイナスのボールをエリア外からシュート性のボールにゴール前FW10市川が合わせるも枠の右。

互いにセカンドボールを取って前に送る機会はあるものの、長崎南はFWに入れる段階で対応されます。もっとサイドを使う攻撃が出来ればと思いましたが、FWを経由してからという約束なのかどうなのか。

一方の総大附は、FW9竹嶋をトップに上げたことでボールが収まるようになりました。高さのある竹嶋ですが、ドリブルで仕掛けることも出来るのが魅力。


27分、長崎南。
左サイドでMF10浦山智也(2年/長崎ドリームFC)から追い越す途中出場DF19黒川大晴(2年/小島中)の左足クロスを逆サイド途中出場DF16平井逢太(1年/スネイルSC)がシュートはブロックされます。
ただ、初めてサイドをえぐる攻撃が見られました。


34分、総大附。
ボール奪取からMF7須原裕希(2年/鈴峰中)がミドルシュートはGK1松尾がセーブ。


総大附が準決勝進出。ただ長崎南もセカンドボール回収から運べていたので、それをどうシュートに結びつけるかがポイントになりそうです。




準々決勝結果
九州文化学園 3-0 長崎南山
国見 4-0 創成館
鎮西学院 3-1 佐世保実業
長崎総大附 2-0 長崎南


準決勝カード(1/26)
九州文化学園 - 国見
長崎総大附 - 鎮西学院

令和6年度 長崎県高校サッカー新人戦 男子 2回戦 九州文化学園-長崎日大、長崎南山-西陵、鎮西学院-島原

2025-01-24 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)

1月19日(日)は男子新人戦2回戦が開催。シード校が登場。
松山開催の3試合を観戦しました。ちょっと長いです。

1回戦の記事。

令和6年度 長崎県高校サッカー新人戦 男子 1回戦 長崎日大-海星、創成館-佐世保北 - 長崎ぺんぎん日和

令和6年度長崎県高等学校新人体育大会サッカー男子が開幕しました。今年は長崎市開催です。[1月18日(土)10:00令和6年度長崎県高等学校新人体育大会サッカー男子1回戦@長崎明...

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[1月19日(日)9:30 令和6年度 長崎県高等学校新人体育大会サッカー男子 2回戦 @長崎市営ラグビー·サッカー場 35分ハーフ]
九州文化学園 3(1-1/1-1/1-1/PK9-8)3 長崎日大
得点者
7分 田栗 跳夢(九文)
31分 大山 比呂(日大)
42分(後7分) 嶋田 健伸(日大)
70+1分(後35+1分)小島 祐杜(九文)
80分(延前10分)小島 祐杜(九文)
87分(延後7分)高木 滉央(日大)


スタメンとフォーメーション。
日大は1回戦と同じ。
日大は9宮崎星来と11大海志穏、九文は4松本士苑と5川平遥也がV·ファーレン長崎U-15OB。

県1部同士の対戦。
ポゼッションスタイルの両チームですが、目を引いたのは日大の守備でした。

立ち上がり、どちらが主導権を握るわけでもない段階で九文がコーナーキックの流れからMF11谷村哲平(2年/CAセレスト)のクロスをFW13田栗跳夢(1年/CAセレスト)がボレーで決めて1-0先制。



ゴール動画。

ここから九文のビルドアップに対して日大がプレス。九文の中盤の逆三角形に対し三角形でハメて前進を許さず、逆にショートカウンターを繰り出す流れ。


15分、日大。左サイドのパスワークからゴール前MF20相川輪太郎(1年/FC BRISTOL)のシュートは枠の左。

20分、日大。右サイド抜け出したDF14大山比呂(1年/スネイルSC)のクロスをFW11大海志穏(1年/V·ファーレン長崎U-15)のシュートはミートせず。

序盤は前進出来ていた九文ですが、徐々に日大がプレスとロングボール対応でカウンターから背後を取っていきます。


そして31分、日大同点。右サイドで一度失ったボールを奪い返し、FW11大海がヒールで繋いだボールを受けたDF14大山が抜け出し、逆のネットに突き刺し、1-1。

後半も流れは変わらず。


後半7分、日大逆転。DF5山下啓斗(2年/板付中)の左足ロングフィードを右のスペースで受けたDF14大山がポケットまで運び、落としをFW6嶋田健伸(2年/ブレイズ熊本)がニアに決めて2-1。

日大は海星戦からの4点は全てこのエリアから。右ポケット攻略がこのチームの武器かなと。

この後も流れはなかなか変わりませんが、互いに交代カードを切る中で、日大が攻撃面でボールが収まらなくなり、じわじわと九文に流れが。

それでも日大が逃げ切るかと思われた後半AT。九文同点。


中盤からトップに上がっていたFW10小田琥太郎(2年/フォルトゥナ延岡)のタメから途中出場FW9小島祐杜(2年/犀川中)が抜け出してループシュートを決めて2-2。


延長は九文勢いそのままに攻め立て、左でのFW10小田のタメからまたもゴール前FW9小島のシュートが決まり、3-2と九文逆転。

延長後半、九文は5バックにして逃げ切りを図りますが、7分にGKが6秒以上持ったという判定で、日大にペナルティエリア内での間接フリーキック。これをMF20相川が流し、途中出場のFW18高木滉央(1年/有明中)が決めて3-3。



ゴール動画。



激闘はPK戦にもつれ込みましたが、9-8で九文が勝利し、準々決勝進出となりました。






[1月19日(日)11:30 令和6年度 長崎県高等学校新人体育大会サッカー男子 2回戦 @長崎市営ラグビー·サッカー場 35分ハーフ]
長崎南山 3(2-0/1-0)0 西陵
得点者
6分 副島 琉叶
11分 副島 琉叶
39分(後4分)中村 海渡


スタメンとフォーメーション。
西陵の7石井翔はV·ファーレン長崎U-15OB。

立ち上がりはセカンドボールの争いで優位に立つ南山。

前半6分、南山先制。左コーナーキックをFW10副島琉叶(2年/長崎ドリームFC)が直接決めて1-0。



ゴール動画。

ここからは、西陵が繋ぐところに南山が5-3-2でプレスをかけて奪ってショートカウンター。行けなければそのまま保持しながら攻撃という流れに。


さらに11分、南山追加点。
左でのインターセプトからハーフスペースで受けたFW10副島がドリブルで切り込んで決めて2-0。

西陵も南山の2トップ脇に下りるMF7石井翔(2年/V·ファーレン長崎U-15)が左右にパスを振り分けますが、ウイングバックのところで潰されたり、裏へのパスが合わなかったり。

南山は繋ぎながらインサイドハーフが西陵のボランチ脇で受けたり、長いボールを使いながらFWに背後を狙わせます。特にMF8内山佑月(2年/長崎レインボーSC)の気の効いたポジショニングやキープ、パスが印象的です。

25分、西陵。左コーナーキックをFW9山口翔(2年/西諫早中)がヒールで狙いますが、サイドネット。



32分、南山。コーナーキックの二次攻撃で右クロスの折り返しをMF11月川颯人(2年/長崎南山中)のヘディングはクロスバー。

南山が押し気味の前半。


後半4分、南山追加点。
コーナーキックの二次攻撃で左サイド途中出場のMF13岩波元気(2年/長崎南山中)のクロスをゴール前DF3中村海渡(2年/ナガサキアシスト)がヘディングで決めて3-0。



ゴール動画。

諦めない西陵。1点を奪いに行きます。



7分には、西陵に初めての決定機。ハイプレスでGKに蹴らせて、右サイドでのスローインからMF7石井翔(2年/V·ファーレン長崎U-15)から左へのサイドチェンジでMF2横田夢覇(2年/北諫早中)が1対1を制し、シュート。これは惜しくも右ポスト外。

南山はここからも追加点のチャンスが幾度かあるものの決まらずに時間が進むと、終盤に西陵が畳み掛けるような攻撃。
31分、エリア内への楔のパスからFW15米村崇楽(1年/森山中)がシュートは惜しくも右。



後半AT1分、西陵。右サイドの突破からクロスでゴール前のチャンスを迎えますが、シュートはことごとくGKとDFでブロック。


南山が3-0完勝で準々決勝進出。追加点のところは課題なのかなと。西陵も敗れはしましたが、終盤に可能性を感じさせる攻撃を見せてくれたところは良かったです。







[1月19日(日)15:30 令和6年度 長崎県高等学校新人体育大会サッカー男子 2回戦 @長崎市営ラグビー·サッカー場 35分ハーフ]
鎮西学院 6(3-0/3-0)0 島原
得点者
4分 辻丸 晴統
8分 辻丸 晴統(PK
22分 入江 瑛達
38分(後8分)辻丸 晴統
52分(後17分)田添 慶介
64分(後29分)森 海斗


スタメンとフォーメーション。
鎮西の13阿比留一翔はV·ファーレン長崎U-15OB。
鎮西は昨年から主力の3入江、7池田、9辻丸、13阿比留を軸に、ポゼッションと速い守備への切り替えというベースを引き継いでいる印象です。

繋ぐ鎮西に対し、島原はプレスをかけて鎮西3バックの脇を突いてセットプレーで得点を狙う。そんな構図でした。ただ、鎮西は長いボールも使うので、長いボール起点に立ち上がりの2ゴールでそのあとは落ち着いたゲーム運びだったという印象です。


4分、鎮西先制。左ハーフスペースへの長いボールを起点に左に流れたMF7池田心優歩(2年/CEREJA FC)のグラウンダーのクロスにFW9辻丸晴統(2年/スネイルSC)が合わせて1-0。


8分、鎮西追加点。長いボールを受けて抜け出したFW9辻丸が倒されて得たPKを自ら決めて2-0。



ゴール動画。

22分、鎮西追加点。コーナーキックのセカンドボールを3入江瑛達(2年/FC雲仙エスティオール)が流し込んで3-0。



ゴール動画。

島原もサイドの深いところは取れてセットプレーの機会は何度かありましたが、ゴールは割れず。

後半もペースを落とさない鎮西。

3分、左サイドMF4宮﨑愛樹(1年/CEREJA FC)のグラウンダーのクロスにGKより先に触ったFW9辻丸が決めてハットトリック。


17分、MF10井筒蹴人(2年/エクセデール長崎FC)のスルーパスに抜け出した途中出場FW15田添慶介(2年)が決めて5-0。

29分、コーナーキックを途中出場FW森海斗(2年)がヘディングで合わせて6-0。


鎮西が完勝で準々決勝進出となりました。後半も島原にはセットプレーのチャンスはありましたが、決定機にはなりませんでした。




2回戦結果
九州文化学園 3-3(PK9-8) 長崎日大
長崎南山 3-0 西陵
創成館 2-0 長崎工業
国見 1-0 瓊浦
鎮西学院 6-0 島原
佐世保実業 2-0 島原商業
長崎南 2-1 大村
長崎総大附 2-0 諫早商業



準々決勝カード
1/25(土)
かきどまり陸
10:00 九州文化学園 - 長崎南山
12:00 長崎総大附 - 長崎南

かきどまり補助
10:00 国見 - 創成館
12:00 鎮西学院 - 佐世保実業


令和6年度 長崎県高校サッカー新人戦 男子 1回戦 長崎日大-海星、創成館-佐世保北

2025-01-23 21:00:00 | サッカー(高校、大学、社会人、Jリーグほか)

令和6年度 長崎県高等学校新人体育大会サッカー男子が開幕しました。今年は長崎市開催です。



[1月18日(土)10:00 令和6年度 長崎県高等学校新人体育大会サッカー男子 1回戦 @長崎明誠高校グラウンド 35分ハーフ]
長崎日大 2(1-1/1-0)1 海星
得点者
11分 嶋田 健伸(日大)
13分 田中 健翔(海星)
50分(後15分)嶋田 健伸(日大)



スタメンとフォーメーション。
日大の9宮崎星来と11大海志穏はV·ファーレン長崎U-15OBです。

県リーグ1部同士が1回戦で対戦。今年は引退した3年生がレギュラーを占めていたチームがほとんどで読めませんが、海星と日大も同様で、大きく入れ替わっています。

ただ、日大がポゼッション型で、海星が比較的長いボールを使ってセカンドボール争いというスタイルにあまり変化はありません。
日大はボール保持時は右サイドバックのDF14大山比呂(1年/スネイルSC)が高い位置を取り、3-4-2-1に変化します。



11分、日大先制。
右サイド裏への長いボールを起点に右ハーフスペースでMF10島田青(2年/キックスFC)のスルーパスに抜け出したFW6嶋田健伸(2年/ブレイズ熊本)がポケットからズドンと決めました。


しかし、海星も13分にすぐ同点。
右サイド起点に左から斜めに背後に抜けたMF14宮川慶大(2年/淵中)の折り返しを詰めていたMF10田中健翔(2年/エクセデール長崎FC)が押し込み、1-1。

そこからも日大の保持に海星のプレスでの攻防が続きます。日大は右サイドに強みを見せ、DF4北田椋己(1年/FC雲仙エスティオール)の持ち上がりとFW6嶋田の裏抜けが目立ちます。
海星は2トップが起点を作り、両サイドが背後という形。MF9尾﨑阿門(2年/海星中)がキープ力や突破力を発揮。

後半14分、日大。右サイドFW6嶋田のクロスに逆サイドから飛び込んだDF9宮崎星来(2年/V·ファーレン長崎U-15)が合わせるもミートせず。


しかし15分、日大勝ち越し。
ショートカウンターからMF10島田のパスに抜け出したFW6嶋田が決めて2-1。

海星は日大の右サイド14大山の背後をカウンターで途中出場MF7坂下陸(1年/FC BRISTOL)が取ることが出来ますが、そこが単独突破になり、日大に対応されていました。後半早い段階でのMF9尾﨑の負傷交代も厳しかったように見えました。


日大が2-1で九州文化学園の待つ2回戦に進出。
右ポケット攻略に強みを見せた日大でした。






[1月19日(土)14:00 令和6年度 長崎県高等学校新人体育大会サッカー男子 1回戦 @長崎明誠高校グラウンド 35分ハーフ]
創成館 3(2-0/1-0)0 佐世保北
得点者
20分 本田 遼
30分 東 侑平
59分(後24分)馬場 歩夢



スタメンとフォーメーション。
堤陽来太、山口慶太朗ら、唯一前チームからの主力が多めな創成館。ただ、何人かスタメンから外れているのを見ると、1回戦は試しながらやる感じもあるのか。
12渋谷勇心と17嘉村倖生はV·ファーレン長崎U-15OB。


力の差がある両チーム。前半はほぼハーフコートで創成が押し込む展開。セカンドボールも回収し、左サイド中心に攻め立てますが、佐世保北の運動量と粘り強い守備の前になかなかゴール前に入っていけず、単純なクロスかミドルシュートになりがち。


ようやく先制したのは20分。左サイドから右に展開し、MF10武田伊吹(2年/FC雲仙エスティオール)のパスに、オーバーラップしてきたDF4本田遼(2年/キックスFC)が決めて1-0。

さらに30分に追加点。
MF6堤陽来太(2年/C.Aフクオカーナ)の左コーナーキックに、DF2東侑平(2年/スマイス·セレソン)が頭で合わせ、2-0。



ゴール動画。



35分、佐世保北。
FW8副島悠吾(2年/祇園中)が裏に抜け出してシュートも、創成GK17嘉村倖生(2年/V·ファーレン長崎U-15)がセーブ。佐世保北は前半唯一のシュート。

後半、創成はスタートから4人を変更。前チームからの主力だった主計虎太郎や森永功喜も投入。


しかし、前半押し込まれていた佐世保北がラインを上げてプレス。奪ってカウンターも打てるようになり、思うようにいかない創成。


19分、創成。左サイドをMF16平野希来(1年/長崎ドリームFC)がえぐって、DF7山口慶太朗(2年/国見中)が右足シュートは枠の右。

このあたりで創成は3-4-2-1に変更。佐世保北の4-4-2に対してズレを作る狙いか。

 
そして、24分。右サイドに移っていたMF16平野のクロスを途中出場のFW20馬場歩夢(1年/V·ファーレン長崎U-15)が頭で合わせて3-0。


創成が佐世保北の頑張りに手を焼きながらもしっかり2回戦進出となりました。



1回戦の結果。
長崎日大 2-1 海星
西陵 10-0 上五島
創成館 3-0 佐世保北
瓊浦 1-1(PK3-0) 佐世保工業
島原 3-2 長崎北
島原商業 2-0 長崎東
大村 10-0 清峰
諫早商業 6-0 佐世保西

県1部勢では海星と長崎北が敗退となりました。

2回戦カード
九州文化学園 - 長崎日大
長崎南山 - 西陵
長崎工業 - 創成館
国見 - 瓊浦
鎮西学院 - 島原
佐世保実業 - 島原商業
長崎南 - 大村
長崎総大附 - 諫早商業

シード勢が登場となります。