[4月14日(日)11:00 高円宮杯 JFA U-18 サッカー プリンスリーグ2024九州1部 第2節 @島原市営陸上競技場]
V·ファーレン長崎U-18 1(0-1/1-0)1 九州国際大学付属
得点者
23分 濱田 俊大(九国)
51分(後9分)浅井 琉希(V·ファーレン)
開幕戦ではV·ファーレンは勝利、九国は黒星スタート。
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スタメンとフォーメーション。
V·ファーレンは開幕戦と同じ。九国はGK1名のみ変更。
とてもわかりやすい試合だったと思います。ボール保持はV·ファーレンで、九国がブロックを作って中央と背後を消してカウンターを狙うという構図。
5分、V·ファーレン。右サイドFW13浅井琉希(2年/愛媛FC U-15)がキープし、折り返しをボックス内FW10宮﨑陽(3年/ソレッソ熊本)がシュートはDFブロック。
コーナーキックが数回続き、押し込みます。
徐々にV·ファーレンはボール保持の形がサイドバックが高い位置を取り、サイドハーフがインサイドレーンの立ち位置になっていきます。普段サイドバックは低い位置でビルドアップに参加するのですが、前から来ない九国相手の仕様になりました。
12分、V·ファーレン。13浅井のポストプレーから10宮﨑がドリブルでキープし、左サイド裏に抜けるMF11金ケ瀬仁人(3年/太陽SC)に送るも、九国GK12中島源太(2年/アビスパ福岡U-15)がクリア。
九国は奪ってタッチを割ればロングスロー。セットプレーが武器なので出来れば与えたくないV·ファーレン。
20分、V·ファーレン。MF8内山航紀(3年/V·ファーレン長崎U-15)と13浅井のパス交換からエリア内10宮﨑シュートはDFブロック。九国がそのままカウンターでMF9平田豊輝(3年/沼中)が仕掛けてシュートはGK1黒瀬理仁(3年/セレッソ大阪U-15)がキャッチ。
九国の9平田はスピードがあって目を引く選手でした。
23分、九国先制。左サイドでV·ファーレンのプレスを脱出し、右にサイドチェンジ。DF3岩井南都(3年/小倉南FCJY)のクロスのこぼれをFW10濱田俊大(3年/小倉南JYFC)が左足で決めて1-0。
ここからしばらくV·ファーレンはボールが繋げず、九国の出足が勝る時間帯。
25分、九国。スルーパスから10濱田が抜け出してシュートもGK1黒瀬がセーブ。
徐々に落ち着きを取り戻すV·ファーレン。 縦パスから13浅井がフリックし、インサイドにいた8内山が抜け出してシュートもDF5藤吉悠眞(2年/筑後FC)がブロック。
そのまま前半終了。
後半もV·ファーレンがボールを保持し、九国がブロックを作ってカウンターという構図は変わらず。
6分、V·ファーレン同点。九国の2トップ脇から左サイドに運び、DF15上戸涼生(2年/V·ファーレン長崎U-15)の左足クロスを13浅井が右足で合わせ、跳ね返りをすぐプッシュし決めました。
早い時間帯で追いつきます。
ただ、この後はなかなかいい形でシュートまでは行けず、時間が過ぎていく状況。
27分、V·ファーレンは8内山に代えてMF16鳥越朔太郎(1年/V·ファーレン長崎U-15)を投入。16鳥越を左サイド、13浅井を右に置き、11金ケ瀬を2トップの一角に。
狭いところでも、ボールをキープ出来る2トップになり、縦パスを差し込みますが、九国の粘り強い守備の前に、なかなか決定機にはならず。
終盤には九国にもカウンターでチャンスが。コーナーキックをDF4安髙羅央(3年/FCグローバル)のヘディングは外れます。
そのまま1-1で終了。
連勝を狙ったV·ファーレンにとっては難しい試合になりました。こういう「徹底」してくる相手には強くない印象です。コンパクトに中央を消してくる相手を崩すのは往々にして難しいと思いますが、出来ればこういう相手にも対応出来るチームになってほしいですね。早めに追いついて負けなかったのは良かったと思います。