外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

至福の時間

2014年04月07日 | 日記
4月7日(日) 晴れ

昨夜濰坊学院の学生たちと久々に食事をしました。
昨年の11月以来だったでしょうか、彼女らはもう4年生なので公務員試験やら卒論の
準備など多忙になっています。

そして今日、前の学校の学生と会うことになっていたのですが、ドタキャン。
そのまま淄博へ帰ることも考えたのですが、以前から会いたいと言ってくれていた前の
学校の学生が濰坊市内にいることを思い出し、連絡してみました。
実家が按摩店を営んでおり、自身も高校時代に学校で勉強したのだと。

昨年のGWに方先生のお宅に伺ったときに連れて行って以来なのですね。
彼は選択外国語で日本語を履修しており方先生のクラスでした。
方先生も彼は印象深かったようで、顔を見てすぐ名前を呼んでいました。

笑顔がとても人懐っこい。
雑居ビルの中にある小さなお店でしたが、彼の父親がずっと経営してきたという店舗。
20歳から現在50歳までずっと続けていらっしゃるのだそうです。

足裏マッサージを1時間以上施術してくれました。
途中あまりの気持ちよさに2・3回いびきをかいたのを覚えています。

その後一緒に昼食を取りに、近くの日本式焼肉店に行き牛丼を食べました。
和食を食べるのはこれが初めて、と喜んでいました。

マッサージしてくれるのですから私がご馳走するつもりだったのですが、父親から
ちゃんとおもてなしするよう厳命されていたそうで、お言葉に甘えました。

お店に戻ってからは背中のマッサージ、日本では聞いたことのない中国では有名らしい
マッサージもしてくれました。

彼は昨年学校が募集した福岡への学校見学を兼ねた旅行へ申し込みしていたのです。
学校が提携を結んだ福岡の日本語学校との親交を深める為のプランだったのですが
日中関係の煽りを受けビザが発給されず、結局中止になってしまいました。

一度方先生を通して相談を受けたのです。
その福岡旅行、どれくらいの予算を考えたほうがいいかと。
約1週間でしたが、飛行機代諸々を考えると最低10万円はあったほうがいいと
答えようとしたら、先に「50万円あれば足りるか?」という質問が来ました。

今日お店を見た様子ではそんな財産があるようには見えなかったのですが・・・
場所は結構いい所ではありましたが。

「先生がまだ(濰坊の)学校にいれば、もっと頻繁に会えるのに」というので
淄博も近いから、また来るよ、と返しておきました。

濰坊で知り合った学生が減っていく中、会うのが楽しみになる人材ですね。
コメント
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