TVで二週に渡ってやっていたので観てみた。現在封切っている映画版の宣伝も兼ねている(映画版はTV版の延長でもあるようだ)。一度観てみようと録りためておいて、休日ゆっくり鑑賞しました。
思った以上に人と人の結びつきや、過去というものがどれだけ現在の自分に影響するのかということを、これまでになく、かなり描き込んでおりました。特に家族と仲間については、失礼ながら「ワン〇ース」などのようにガサっとした感じではなく、何をもって絆とするのか明確にしていた点が面白い。炭治郎は鬼たちと向き合う中で、哲学を持ち始めている。相変わらず謎も多く、本人もよくわからないまま物語は進むのだが、己自身の一点においてブレないところが興味深い。夢中になるほどではないが、面白いと思えるアニメでありました。
炭治郎
観終わった後、家族や友達に会いたくなりました。えげつないシーンもありますが、そんな気持ちにさせるところがあります。こんな他のアニメにはない独特の深さと優しさが魅力なのではないだろうか。
ほとぼりが冷めたら劇場に行ってもいいかな、と思いましたとさ。