チラシ原版完成しました。台本は後半に差し掛かってきました。これから、えらいことになっていきそうです。
私はまだ台詞に喋らされている状態です。台詞が男前だと、自分も男前に台詞を言ってしまったりして。台詞の力のせいなのでしょうが、私(俳優)の方が負けてますね。まだまだこれからです。どうやら、前半と後半はそれぞれ違った難しさがありそうです。
嘘ではない感情を何処にどう乗せていくのか?これからの課題です。いくつになっても挑戦させてくれますねぇ。過去の経験なんて全然役に立ちませんな。培ってきた感覚で新しく作り出さねば。…ええことです。
この課題は、そう簡単には切り抜けられそうにありません。上手くやってはいけない感じです。上手い芝居を排除するような台本(ほん)ですね。懐かしいフレーズは沢山出てきますが、それに騙されてはいけない。特に我ら劇団員は、これは新しい台本(ほん)なんだと気をつけなければ足元をすくわれかねない、とてもデンジャラスな作品です。皆さん、乞うご期待!
気をつけるといえば、先日、お香に触れてしまい、ちょっち指先を火傷してしまいました(アチェ!)。私、毎日家に帰りましたら、まずお香を焚きます。次から次へと焚くもので、つい指先がまだ消えていない香にふれてしまい、アチチ!
前回公演の小道具(予備)のマッチがいっぱいあるので毎日シュッ!コンロでもシュッ!ライターなんかよりずっと風情がありますよ( ^_^)
「上手いの先には、そんなに広い世界はありません」(演出家 久世光彦)