神原ワールド稽古場日誌

神原ワールドが繰りひろげる劇の世界・公演のお知らせ・稽古場の模様を皆様にお届けします♡

ご挨拶

2016-03-14 13:44:42 | 日記

 座長よりやっと挨拶文ができたということで昨夜もらいました。以下本文(ママ)です。

 

                                 ご挨拶

 チラシの撮影は年末の箕面山中、相棒の調子が悪くて久しぶりに自分でシャッターを切りました。裏面は斜面での撮影で、ずり落ちそうになる相棒を身体張って支えながら手を添えて一緒にシャッターを切りました。旗揚げから28年、旗揚げメンバーの多くはすでに劇を離れ公演を見に来ることもありません。旗揚げ前から丸31年をこの相棒と共に戦い、モノ作りの現場で生きて来ました。こんな日が来るなんて思わなかった。それでも、今の劇の場で共に戦う仲間が居るから。私は投げ出さずに書こう書こう。

 「ホラーを書く」と宣言して予定通りに書き進め、稽古場に遊びに来た神原組メンバーに「どアングラを書いてやる」と企みを打ち明ければ、彼は「白塗りですか?」と! し、白塗りーッ!??? 大阪の演劇人は舞踏とアングラを混同しています!アンダーグランドの神髄は志と心意気です。たとえ小さな地下劇場しか借りられなくとも、壮大な物語を展開して観客達と共に楽しみたい。共同幻想の原っぱを駆け回る自由な犬でありたい。けして他人の真似はしない、行くが行くが行って倒れた場所が終点だ! 

 イヤな話を書きました。今現在の劇団浮狼舎の、これが身上ありったけ!お知らせがこれだけ遅れてしまい、ストレスでクラクラしながら書きました。それでもご縁があると信じてお知らせします。1回40名、3回だけの限定公演です。なるべく関係者にご予約下さい。予約無しでも大丈夫です(たぶん・・・)、思い立ったら来て下さい。ただし劇場の構造上、開演後は入りにくいと思いますので予約の方でも入れないかも。なるべくお早めに来て下さる事をお勧めします。

 どアングラの女王・神原くみ子の真骨頂、今の今そこに咲く花をあなたに見せたい!

 

               2016年  辛夷の花明かり眩しく

                                            劇団浮狼舎座長  神原くみ子

 

 

    『一ツ目の森』
    3月19日(土)午後7時より1回公演 / 3月20日(日)午後1時からと4時からの2回公演
     劇場: 座・九条  大阪市西区九条1丁目28-20
    阪神なんば線「九条」駅 ②番出口から徒歩 / 地下鉄中央線「九条」駅 ②番出口から徒歩約5分
    前売り 1500円/当 日 1800円                                   

                                                     

 

 


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