やっと観られた「ドライブマイカー」

　封切り当初からマークしていた「ドライブマイカー」がやっと観られました。面白かった。何しろ179分眠らなかった。上映回数が少ないので日が合わず、ずっと足を運べなかったのが今日やっと。三浦透子、めっちゃいい！絶賛します。韓国のパク・ユリムも好き！特に三浦透子は若い女優さんに見てほしい。あの娘（こ）の芝居が分かるなら、この先10年はやれますよ。

　　　       　  　　　

　とても良い作品だと思います。はっきり言って感動しちゃいました（二場面だけですが）。監督えらい！出てる役者さんたちも魅力的でした。「『ワーニャ叔父さん』てあんな台詞あったんや」というのを効果的にガツンと見せられたのには参りました。やられた～的な (*_*)

                                                                     

　でも所々、演劇人からすると突っ込みどころはたんとありました。何せ物語の設定に、舞台公演、稽古や何やらが出てくるので気になります。アカデミー賞にノミネートされたこともあり、本日、一日一回の上演館は満席でした（最後の一人が私！危な～！）。ありゃあ、脚本賞くらい取るかな？

　　　　　　　　　　　　　

　主人公って…  あ、西島秀俊やった。彼はいつもの彼でしたが、健闘してましたね。しかし彼の濡れ場は、スパゲッティに支えられているフォークのメニュー見本のようで、どうしようかと困惑しました。

 西島くん、「分別（ぶんべつ）」やのうて「分別（ふんべつ）」やで。ちょっと恥ずかしいよ。 気ぃつこな( ^^) _U~~

 

                                                               

 

 

 

ちょっち懐かしい

　あまり期待せず「ゴーストバスターズ アフターライフ」を観ました。ちょっち懐かしく、当時を思い出してくすぐったい気分になりました。1980年代はまだ青春してましたからね。

　　　　　　「ゴーストバスターズ」の正統な続編だそうで。

　それなりに面白かったです。今回の監督は、元の「ゴーストバスターズ」1・2作目を撮った監督の息子さん（下左端）。元オリジナルキャストのハロルド・ライミス（Drスペングラー 上左端）は2014年に死んでしまっているのですが、今回はこの博士（代役はそっくり）の孫が主役（オレも年取るはずだぜ）。ついに往年の物語の落とし前がつけられるといった結末（長っ！）。ファミリーもので、コメディで、ちょっちアクション。私には、ほのぼのした、どこか懐かしい感じのする映画でした。

　　　　　　　　　☜この娘かわいい♡

　物語って、そんなに欲張らなくても一本筋が通っていれば楽しめるもんなんだなぁって、しみじみ思いました。

　　☟実は私のお気に入りのキャラクターはゴーストバスターズの受付嬢。

　 この人（アニー・ポッツ）　　今はこんな感じ♡

 

「大怪獣のあとしまつ」の後始末はどうつけるんよ

　こんな面白そうな題材はそうそうないと思います。だから観ました。ネタばらしは一切しませんが、感想は云わせてもらいましょうかね。結論から云えば、三木聡監督の作品はこれから先ずっっっと観ないだろうなぁ、ということです。

　　　　　　　　　　　　　　

　映画が始まって10分でこの脚本（ほん）はダメだとわかった時点で本当は席を立つべきだったのかもしれません(T_T)でも、もったいないから最後まで観ました（貧乏性なんです）。あれだけ（2時間）すったもんだの末に、あの終わり方。まるで「欲望という名の電車」のラストを見るかのようでした。60年代へのオマージュはわかりますが、正直、伝わりにくいんちゃうかな～と思います。せめて「シン・ゴジラ」の50分の１でもリアリティがあればよかったのにと思うばかりです(+_+)　

　まあ今日は表現を控えておきますネ、まだ封切ったところですから、これぐらいにしとかんといかんネ。しかし、何とももったいない。あれだけの題材、あれだけのキャスト…もったいない(>_<)俳優さんは１ミリも悪くないと思います。皆さんよくやったと拍手をおくります。でも作り手の責任は重大です"(-""-)"

…監督自ら脚本書いたんやから仕方ないですね。（自分に）お疲れ様でした<(_ _)>

　でもまあ「エンタメはエンタメやったんやからええやん」ということで、おやすみなさい(^o^)ﾉ

 

懐かしい顔を見た

　最近観たNHKの「恋せぬふたり」が面白かった。私、高橋一生さん好きですから。内容はとてもシンプルに大事なテーマを扱っていて、明確で切り口が素晴らしい。見てると主人公の上司役で、私の昔の知り合いが出ていた。あっちでもがんばってんだなぁって懐かしい感じがした。

　　　　　　　　　　「恋せぬふたり」の上司役・玉置孝匡 氏

　そういえば、「下町ロケット」に福田転球 氏が出てきたときは、びっくりして手叩いて喜んだ。嬉しかった。

　　　　　　　　　

　お二人とも関西で頑張っていた役者さん。特に転球 氏はほんま芸達者。もっと世間に見せたってや天才！

　私は関西で、地味～に頑張ります。今は4月公演に向けて稽古してまっせ。劇団浮狼舎4月公演「カネヨの小鳥」信天翁にてやります！　応援ください(^^)/