久々の浜屋敷にて、今回の劇団すかんぽ長屋初めての全員集合。時代劇のリズムは、現代劇に慣れた者には結構ハードル高いのです。
台詞を歌うなと言われてきた俳優に、今度は歌えと言う。しかしただ歌うのではない。聞き手の良いところに響くように歌わねばならないけれど、型ではないのです。普段通りがナチュラルなのではない、リアルではないのです。時代劇におけるリアルには、芸がいりまする。
がんばりましょうほどに(^_^)ノ
…そんな映画もありましたね。
GWも終わります。今日なんかただの週末。3日のあたか食事会を除けば、肢体不自由の友人の介護、ヤソの教会で奉仕活動(ただのお片づけ)、洗濯…。日常が地味～にジワジワきます。明日からは日曜稽古が始まります。やらねばならぬことが、なかなか進まぬ5月です。
「世界最速のインディアン」をやっと観ました。アンソニーホプキンスの実話を元にした佳作。ロードムービーだったとは知らなんだ。もう一本「マダムマロニーの魔法のスパイス」もやっと観ました。ヘレンミレンが好きなのでずっと気になっておりました。これも見方によれば人生のロードムービーか。名優お二人に敬意を表し、凡愚は地ベタを這いまする(@_@)
二本とも劇場で観るべきでした。物語は人生を豊かにします。全てを観ることはできずとも、少しでも多く観ておきたい。観たもの皆、血肉になる得な体質なもので(~。~;)
GW後半３日3年ぶりに安宅姉妹の営業するあたか食堂で昼の食事会をもちました。ノンアルコールの定食食事会です。姉妹を除く(２人は作り手だから)9人が参加。この春は誕生日を迎える劇団員が多く、あたか手作りケーキ付きでした。誕生日５人の年齢を全部足すと285歳(魔女かよ)なのでロウソクは数字ロウソクを2.8.5と立てましたとさ。
参加者の北原さん、如月さんは仕事の昼休みを利用しての参加。お開きのあと庄司くんは勤務地へ、山田百合香さん(写真右)は次回公演(3RDεyε)の劇中音声の録音とそれぞれの場所へと去って行きました。GWといってもみんながみんな休みとは限らないのです(@_@)
先日、不思議な映画を観た。坂口健太郎出演「サイドバイサイド 隣の人」。…呼吸をするように画を撮る監督なんやと感心しながら最後まで観ると、そのメッセージは映画全体から醸し出されていることに気づく。人物に起こった過去は一切説明はなされないという、かつてのヨーロッパ映画を想起させる独特の雰囲気があった。しかし、日常とあまり変わらぬ時間の流れには少し戸惑う。市川実日子がよかった。彼女の魅力があの不可思議な世界を支えていたように思う。もうすぐ打ち切られるだろう。ロードショー館でやったことに少し驚いた。そんな映画(^_^)
