今シーズン初のスノートレッキングに行って来ました～。
行った先は、昨シーズンも２度出かけた大鹿村の黒川牧場です。
ここは“林道中峰黒川線”の冬期通行止のゲートから黒川牧場まで、距離も景色も雪質も・・・三拍子揃った自分にとっては絶好のスノートレッキングコースで、お気に入りなのです。
林道の通行止めゲートに到着したのは、まだ暗い午前５時でした、黒川牧場から望む夜明けの景色をカメラに収めたくて、少々早かったのですが暗い林道を歩き始めたのです。
ゲートで通行止めになっているとは言え、林道関係者や許可を受けたハンターの車が入っている様で、車の轍が多数ある上に、積雪も２０cmほどなので、スノーシューも軽アイゼンも、背中の背負子に括り付けての歩き始め、満天の星空です。
歩き始めて約１時間１５分、空が少しだけ白み始めた頃に、黒川牧場の入口ゲートに到着しました。
ここからは車の轍はありません、しかし複数の足跡が牧場内の林道に着いていました。
牧場を少し登ると積雪量も多くなり歩きづらくなってきたので、ここでスノーシューを装着です。
スノーシューで足は重たくなり歩くペースもぐっと遅くなりますが、雪上での安定感は抜群ですし、なんと言っても歩きやすく確実に前に進めます。
牧場内を中程まで登ると、雪の上にこんな跡（上写真）が延々と付いていました。
最初は誰かがスノボーでもしたのか？ソリで遊んだのか？と思っていたのですが・・・。 
延々と続く跡の所々に血痕があります、どうやらハンターさんが獲物を引きずり下ろした跡の様です。
幾つもの足跡はハンターさんのモノの様で、途中から牧場を離れ林の中へと続いていました。
もう少しで牧場の最上部というところで、中央アルプスに朝日が当たり始めました。
綺麗です！
空木、宝剣 木曽駒・・・千畳敷のロープーウェイのステーションが光っていました。
その右奥にも美しい雪山の姿が見えます、山名にとんと疎い自分は、なんて名の山なんだろう？と眺めていましたが、帰宅後に調べてみたらどうやら乗鞍みたいですね。
そうこうする内に牧場の最上部に到着です。
写真を撮ったりしながらノンビリ登って来たので、牧場ゲートから約２時間弱かかってしまいました。
歩き出しから、約３時間です。
牧場の上部には遊歩道が整備されています、駐車場だって砕石を入れて整備されているんです。
パクリ地図です、これで見る限り一回り歩くと１０km以上になりますね！夏場でもちょっと大変かな？
牧場の最上部に有る池も、凍り付いて雪の下でした。
遊歩道にはスキーの跡が続いていました、どなたか歩くスキーでここを楽しまれたのでしょうか？
上写真の中央奥が“二児山”でしょうか？
天気は明け方から薄曇りでしたが、だんだんと曇り空に・・・
再び晴れて来ないかと、うどんでお腹を満たしたり、コーヒーで一服したりしながら、１時間余待ってみましたが、 晴れてきそうもないので帰路に着くことにしました。
久しぶりの雪あそび＆写真撮影、充実のトレッキングとなりました。
