空手バカなオヤジの日常

新潟の空手道場「空手道新武会」で稽古に励む、空手バカオヤジの徒然記

空手道新武会 令和2年 秋期昇段・昇級審査会

2020-10-12 11:15:08 | 空手 エッセイ
9月20日(日)、新潟市亀田総合体育館柔道場におきまして、新潟道場・新潟ジュニア教室と長岡道場・長岡ジュニア教室合同の「秋期昇段・昇級審査会」を実施いたしました。

今年は、新型コロナウイルスのため、春期審査会、組手競技新人戦、組手競技錬成大会と、恒例の諸行事をすべて中止としておりましたが、新潟県内の感染状況が落ち着いて来ていることから、感染拡大防止に配慮して実施することとしたものです。

今審査会では、昇段審査に2名、昇級審査に48名の道場生が挑みました。感染拡大防止の観点から、密を避けるため、2班に分けて実施しました。

今回、昇段審査に挑んだのは、新潟道場のO初段とH1級です。

基本稽古、移動稽古、型の各審査を終え、いよいよ連続組手です。今回は、マスクを着用しての組手のため、通常より時間を短くして実施しました。

まず連続組手に挑んだのは、H1級。中学2年生の男子です。小学2年生の時に、友人のTくん、Kくんに次いで入門しました。優しく、おとなしい性格のように見えて、内に闘志を秘めている、そんな少年です。真面目な努力家で、地道に稽古に励んできました。
今回の10人組手は、最後まで疲れを見せることなく、見事に完遂しました。豊富な稽古量の賜物でしょう。

続いて連続組手に挑んだのは、O初段。49歳です。公務員として多忙な日々を送る中、お子さんと一緒に週1~2回の稽古をかかさず、努力を続けています。O初段は、新武会に入会する以前、フルコンタクト系他団体の空手を修業し、黒帯を允許されていましたが、新武会の空手を学びたいと入会し、白帯からあらためて修業を続けてきました。

私は、自流の空手で黒帯を允許されていたとしても、他団体の空手を学ぼうと思ったら白帯から学び直すのが礼儀だと考えています。「俺は○○流の黒帯なんだから、□□会に移ったとしても黒帯を締めてもいいはずだ。」などといった考えは、思い上がりも甚だしいと思います。新たに学び直すのですから、白帯を締め、真っ新な気持ちで臨む、そういう気持ちがないのであれば、他団体の空手を学ぼうなどと思ってはなりません。

O初段は、新武会に入会した際、私が何も言わなくとも白帯を締めて来ました。さすが、礼儀をわきまえていると感心したものです。

今審査での10人組手も、最後まで落ち着いた組手で、見事に完遂しました。

昇級審査に挑んだ48名の道場生たちも、皆、緊張しつつも真剣に各課題に臨んでいました。

今回の昇段審査で昇段を允許された O弐段、H初段、そして昇級した道場生の皆さん、昇段、昇級おめでとうございます。「自学自習の出来ないものに真の上達なし」そして「帯は人がくれるもの、実力は自分でつけるもの」です。現状に満足することなく、更なる高みを目指し、努力精進を重ねてください。皆さんのこれからに期待しています。

第1班の審査を終えて


第2班の審査を終えて


見事昇段!H初段(左) O弐段(右)


二人の昇段を皆で祝福


空手道新武会ホームページ
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