猛暑と大雨の日本列島ですが 皆様いかがおすごしですか?
服部@名古屋です。
26Pの溝畑さんがデンマークから3年ぶりにお里帰りしているので 神戸まで会いに行って来ました。彼女は外大の大学院を卒業してから留学先のモスクワでデンマーク人と恋に落ちて結婚、ユトランド半島北部の小さな町に暮らしてもう25年になるそうです。最初は学校に通ってデンマーク語を猛勉強、普段はすべてデンマーク語だけで過ごしていて 6年前に会った彼女の夫ペーアに聞いたところ「彼女のデンマーク語はほぼパーフェクト」だそうでした。
久しぶりに会って、もちろん普通に日本語で話はするのですが やはり普段使ってない日本語は時々単語がすぐに出てこなくて「えっと、、」と考えこんだりしていました。最近日本で流行ってるものにも疎いので食事に行っても「あれ、ゴーヤーってなに?シークァーサーってなに?」 今回日本に来て初めて見てびっくりしたものは「えーと、小さい機械ですね。中に辞書がいろいろあって 英語も漢字もわかるみたいな、、、便利なもの」 電子辞書ですね!
昨日の神戸はいったい何度だったのでしょう!まったく恐ろしい暑さで目がくらみそうでした。溝畑さんいわく「日本人は偉いわねえ、こんな暑さでもみんな長いズボンをはいて。デンマーク人だったら ぜったいショートパンツになってしまうわ」 三宮からトアロードへ歩いて行く途中にみつけた風景です。このブルーのビルの一階のカフェに行くつもりでしたが満員で断念。
ちょっと見えにくいのですが 生田筋でこんな店をみかけました。1885年創業のステーキハウスだそうですが 店名がロシア語みたい。"МОРЯ”と読めます。カタカナで「モーリヤ」となっているのが気になるロシア学科の二人。「もし海という意味なら単数形は”МОРЕ”(モーリェ)だし、"МОРЯ”なら複数形で力点は後ろに移動するから「マリャー」のはすだよねえ、、」と 最近はロシア語はほとんど使ってないというけれど 忘れてはいない溝畑さんでした。
暑い中トアロードに来たのは もちろんデリカテッセンで鯖の燻製を買うためです。デンマークでは鯖よりニシンがたくさん食べられているとのこと。
今回は 26Pの進藤(増田)さんも来てくれました。私たちは学生時代 私の下宿で長々とおしゃべりしたり 雑魚寝したりしていた昔の仲間。3人とも7月生まれです。最後に「アンテノール」のケーキでお誕生日のお祝い。
溝畑さんはおっとりした話し方も堅実な考え方も飾らない外見も昔のままですが人生のほぼ半分を過ごしてきたデンマークが彼女のものの見方に大きく影響していて今ではデンマーク人の目で日本を眺めていることを感じるということです。
三宮で別れるとき 日本風にさらりと別れるのが惜しくて私が握手しようとしたら彼女が私を抱きしめてくれました。
22日には 26Pのメンバーで彼女の帰国お祝い会をするそうです。