楠ヶ丘25P仲間の広場

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藤のお花見

2007年04月30日 | 近況
服部です。みなさん、それぞれ連休をお楽しみのことと思います。
政子さんは今頃 東京の休日ですね。「受胎告知」見に行かれたかしら?あの絵のマリア様は 大変な知らせを聞いているはずなのに全然驚いた様子がありませんね。どこか不思議な印象に残る絵です。

さて 桜を求めて今年もあちこち歩いている春ですが 今度は藤の季節。あの色も香りも大好きです。去年はいい時期を逃してしまったので今年こそと藤のお花見に出かけています。

昨日は 豊田市にある藤岡町というところに藤の回廊を見に出かけました。
いくらか咲いてはいるのですが 満開にはほど遠くフラストレーションがたまります。実は先日 江南市(犬山市のそば)にも行ってみたのですが まだほとんど咲いていませんでした。会場のどぎついコマーシャリズムとBGMのうるささにへきへきして早々に帰りました。
ここ藤岡は静かでよいのですが 肝心の藤があまり咲いていないのが残念でした。ちょうど「藤まつり」が始まったところで 地元の方たちが特産品の売店を出していましたので わらび、たけのこ、タラの芽、菜の花など買いました。



物足りないので近くにある昭和の森というところに足を伸ばして 山の中を歩いてきました。連休後半は信州で歩く予定なので足慣らしです。ここも人が少なくて静かです。聞こえるのは自分の足音と小川のせせらぎ、そしてほんとうにすぐそばで聞こえる鶯の声。車の音も人の気配もないところを歩いているのはぜいたくな気分です。ほんとうによい天気でした。ただ草むらの中をカサコソとなにかが動く音が聞こえます。トカゲかなと思っていたのですが、、
前を歩いていた夫が「あっ!」と言って飛びのいたのでビックリして見ると 蛇でした! 1.5mメートルはあったでしょう。スルスルと小道を横切って行きますが途中で止まってこちらをうかがっている様子。私は爬虫類と両生類が大の苦手なので恐ろしくて足が前にでません。夫は喜んで写真を撮っておりましたが、、
こんなよい天気で 敵も気分よく散歩に出てきたのでしょう。物好きな人間がこんなところにやってくるとは、と気分を害していたかもしれません。ああ、恐かった。



夕食の前菜はタラの芽のてんぷら。ほんとうにおいしい!揚げたてにパラリと塩をふって。春の味です。料亭なら一人1-2個でしょうが わが家では山盛り。



夕食はシーフード中心のバーベキューを。夫はサザエのつぼ焼きが大好物です。

さて 満開の藤が見られず どうもフラストレーションがたまるので 今日は名古屋城のとなりの公園を見に行ってみました。ここには700メートルほど藤棚が作られているのですが こちらは満開でした。濃い紫から薄いピンクや白まで何種類も植えられており すばらしい芳香も色も楽しんできました。輝く新緑とお城の背景も素敵です。うるさいBGMがない上に 意外に見物客も少なくてゆったりしています。連休ですから みんな名古屋を離れてどこかにお出かけしていたのかもしれません。
信州も諏訪から蓼科のあたりはまだ寒くてやっと桜が咲きだしたばかりだそうです。あちらでも お花見してくるかもしれません。

2007年04月26日 | 近況
今枝です。
もうすぐゴールデンウィークですね。
私の予定は、友達とのお食事以外特にナシ。
夫が4月10日に退職して、毎日充電中です。
団塊の世代の仲間入りです。
GWには友達と九州旅行とか。
義父の介護も二人ですると楽になりました。
義父の方も安心なのか、このところずいぶん元気になりました。
・・・不思議です。

夫のガーデニングもこれからは余裕です。
ちょっと前の写真ですが、まだ寒い地域では桜もこれからなのでしょうね。



チューリップは毎年100本位咲かせています。



パンジーってかわいい!
チューリップの間にも植えています。



前から花はたくさんでしたが、ますます増えてきました。
花って癒しですね。
犬もまた飼いたいみたいですが。



4月16日ですが、我が家でデニッシュ・ペストリーを3種焼きました。
デンマークの焼き菓子というそうです。
お茶はいただいたもので、FAIR TRADEの南インド紅茶(オーツ農園産)、おいしかったです。
これで今までの復習全18回が終わって、また習ったらやっていこうと思っています。
これからは友達が計画してくれるので、生徒として友達の家へ遊びに?行かせてもらいます。
楽しみ、楽しみ!


デジカメが壊れた!

2007年04月22日 | 近況
服部です。みなさん、お元気ですか?

このところ、急須は落として割ってしまう、調理中に指を怪我するなどろくなことがないのですが 昨日は手が滑ってデジカメを床に落として壊してしまいました。今日修理に出したら 2週間もかかるとのこと!ショックです。

今年のゴールデンウイークは9連休になる人もあるそうですね。
みなさん、どんなご予定ですか?
私は連休後半に夫の友人夫婦と信州に遊びに行く予定です。

薄墨桜

2007年04月08日 | 旅行
服部です。東京の桜はもう終わってしまったとのことですね。 名古屋の桜も散り始めました。今日は早起きして根尾谷(岐阜県本巣市)まで薄墨桜を見に出かけました。シーズン中の日曜日ですから道は大渋滞します。それで今日は電車で。名古屋から大垣までJRで行き さらに第三セクターの樽見鉄道に乗ります。こんなかわいい電車は一両編成。8時12分大垣発に乗りましたがもう満員です。

終点樽見まで約1時間。窓から見えるのは菜の花、根尾峡谷の川、そして桜、桜、桜。川の水は透き通っています。ここではあまごや岩魚の釣りが楽しめるそうです。


樽見の駅からさらに15分ほど歩いて ついに薄墨桜を見ることができました。散り際に薄墨色になることからこういう名前がつけられたとのことですが 今日はほぼ満開、淡いピンク色に見えました。枝の形が美しくて 風格のある古木です。


こちらは裏から見たところ。多くの支柱に支えられているところはちょっと痛々しい気もします。高さは17メートルもあるそうです。周りの見物客と比べるとその大きさがわかりますね。樹齢は地元の言い伝えによると1500年(!) ほんと?
今日もお花見日和でした。ここから見える、真っ白な雪で覆われた山は白山だそうです。



帰りの樽見鉄道も満員。青春18切符を持った中高年の人たちがたくさん乗っていて情報交換をしていました。隣で話をしているのが聞こえたのですが それぞれ東京、山口県、大阪から来たひとたちで定年後この切符で足の向くままあちこち旅しているとのことでした。(彼らの話によると)ここの薄墨桜は日本三桜のひとつだそうです。あとの2本は山梨県と福島県にあるとのこと。帰りの電車で初めて聞いて「へえっ、そんな有名な桜だったの?!」って驚いている私と夫でした。

これはのどかな樽見鉄道の車内で見たテロ警告のポスターです。真中の「嗅がない」という注意がとても印象的。電車内で不審なものを見た時 無意識に匂いを嗅いでみてしまうということはまずないような気がするんですが、、それよりこんなものを撮影している私は不審な人物かも。
このポスターの上に NPO「樽見鉄道を守る会」の宣伝が貼ってありました。「根尾谷で 里山チャリをレンタルしよう!」というのですが 料金は朝8時から日没まで借りて300円です。ただ貸し出しできる自転車の数は3台!
「四人で来たらどうするの?」と言う夫。どうするんでしょうねえ。





桜満開の名古屋で

2007年04月07日 | 同窓会
服部です。
4月6日(金)栗東から島津(茨木)政子さん、一宮から今枝(小橋)恭子さんが名古屋まで来てくださり いっしょに楽しい一日を過ごしました。

午前10時、名古屋駅構内のこの「金の時計」の下で待合わせです。


最初の目的地、徳川美術館に向かいます。駅のすぐそばの桜通りは その名の通り桜が満開、さらにその先の名古屋城のお堀端も桜、桜。穏やかに晴れた花見日和の日でした。
徳川美術館は尾張徳川家の美術品や古文書を展示している美術館です。毎年2月から2ヶ月間 ここに嫁いてきたお姫様たちのお雛様が公開されて人気を博しています。今年は秩父宮妃勢津子様のお雛様も展示されました。勢津子様は松平容保の孫にあたります。尾張徳川家二十代義知夫人正子が実妹であるところから 勢津子妃が亡くなった後 この美術館に贈られたのだそうです。

江戸時代、明治、大正、昭和とそれぞれのお雛様のお顔も衣装もお道具も違います。お人形の衣装の美しいこと、小さなお道具のかわいらしいこと! いつも感動してしまうのは小さな貝がらにひとつひとつ絵が描かれた貝合わせや 精巧に作られた耳盥や櫛や刷毛などのお化粧道具、小皿やお椀など食器の類。小さいけれど焼き物も、漆器も螺鈿も全部本物です。(写真は徳川美術館入り口にて)



美術館正門前に小さな公園があり ここも桜が満開なのでしばしみとれていたら突然花嫁さん登場!近くに結婚式場があり 桜の下での記念撮影のために出て来られたようです。おめでとうございます!


美術館の後は栄(名古屋の繁華街)に移動、自然食志向のお店で野菜中心のランチビュッフェ。たっぷりおしゃべりしました。

7時から草津の教会でミサにあずかるという政子さんと4時過ぎに名古屋駅で別れて 私と恭子さんは駅前に一ヶ月前に開業したばかりの高層ビル「ミッドランドスクエア」をのぞきに行きました。高級ブランドの店が並び 見物客がいっぱいです。いや見物だけじゃなくて けっこう売れているらしいですよ。今日本で一番景気がいいという評判の名古屋です。各デパートにはブランドショップがもちろんありますし、それ以外にもヴィトンやセリーヌやコーチの大きな店がすでにあります。それでもまた出店するということはそれだけ購買層があるということなんでしょう。

地下には食べものの店がいろいろ。「ピエール・マルコリーニ」のカフェの前には列ができていました。名物のエクレアは売り切れ!私もお菓子がすきですが チョコレートを買うのに一時間並ぶ気はしません。ご苦労様と思って通り過ぎます。
ここには高級食材店の Dean & Delucaも出店しています。燻製の鯖があるかどうかは先日すでに調査したのですが残念ながらみつかりませんでした。

ところで 関東支部のみなさん、政子さんは連休前半に町田方面に行く予定だそうですよ。よろしく!

 

信州の春

2007年04月04日 | 旅行
服部です。先週末は春の陽気に誘われて信州へ。松本、上田、諏訪方面に行ってきました。

松本からちょっと北に行ったあたりに 白鳥が飛来する池があるというので その姿を見ようと御宝田遊水地というところまででかけました。自宅を出たのが6時半、現地着9時15分でしたが白鳥はすでに朝ごはんを食べてお出かけしてしまったらしく一羽も見ることができませんでした。そのかわりにいたのは鴨、鴨、鴨。雪をいただいた山々をバックにのんびり遊ぶ様々な種類の鴨たち。なんて平和な景色でしょう。



ボランティアに保護されているとのことで カモたちは人を恐れずすぐそばまでやってきます。額が白いこの子はヒドリガモ。



お散歩中のマガモの一家(多分?)あんまりかわいいので自分が食べるつもりで持ってきた上等のバゲットをやってしまいました。


ひとしきり鴨たちと遊んでから上田の町へ。ここは真田幸村のお父さん昌幸の城があったところです。池波正太郎の「真田太平記」を読んで以来 一度来てみたいと思っていたこの城の跡地に立つことができました。しだれ桜が咲き始めていました。


町でみかけた由緒ありげな蕎麦屋さんでメニューにあった「くるみ蕎麦」を注文してみました。手前のすり鉢に胡桃をすりおろしたものが入っています。これを蕎麦つゆに混ぜて食べるとのこと。くるみはほんのりと甘く 蕎麦とは意外な組み合わせですがおいしい食べ方だと思いました。しかし 蕎麦に関しては超コンサーヴァティヴな夫は嫌そうな顔。蕎麦にのりをかけるのも邪道(蕎麦の香りが飛んでしまうとか)、わさびを蕎麦つゆに溶くのも邪道(正しくは蕎麦の上に直接のせてからつゆに浸すのだそうで。。)と申しております。


上田の町の中をぶらぶらと。柳町という一角に古い家並みが残っています。蔵のある家、卯建(うだつ)のある家。写真は卯建のある家です。この家の2階の両端に見える、前に突き出した屋根のついた壁のようなものが卯建。もともと火事の時隣家から火が燃え移るのを防ぐためのものだったそうですが だんだんと装飾的になり財力をアピールするものとなったようです。



土地の人に聞くと ここの名酒は岡崎商店の「亀齢」(きれい)だとのこと。お土産に一本買ってきました。やはり由緒ありげな酒屋で 店内には古いお雛様や酒樽から作ったかわいい茶室が展示されていました。


信州からの帰り道、景色がなにかぼんやりとかすんで見えるような気がして「春霞かしら、、」などとのんきなことを思っていましたが黄砂だったんですね。