服部@名古屋です。みなさん、お元気ですか?
朝からひどく蒸し暑い一日でしたが 今日は細川(藤井)敬子さんと織田(市来)桂子さんが名古屋に来てくださってミニ同窓会となりました。細川さんは西宮で一人暮らしのお母様のところに行く途中、織田さんは芦屋のお姉様の家から横浜のご自宅に帰る途中、それぞれ名古屋で途中下車してくださったのでした。織田さんとは一昨年の楠露会でお会いしていますが、細川さんとは、、はて最後に会ったのはいつだったのか、二人で考えてもはっきりしません。私が横浜に住んでいた時に一度家に来ていただいた記憶がありますが、それは私が倉敷に引越しするよりも前のことで、、たぶん25年ぶりくらい?
細川さんは通算19年暮らしたオーストラリアから今年の4月に帰国されたばかり、「日本に来たら食べ物がおいしくて、体重が、、、」と笑っておられましたが、たしかに少しふっくらされたかしら、、でもクリクリした大きい目と話し方は昔の「かわいい藤井さん」そのまま。織田さんの方はおしとやかで清楚な印象はいつもの通りです。
さて会場は名古屋駅の上にある高層ビルタワーズ12階の
レストラン「キハチ」です。料理の素材選びがユニークでおいしいのと接客がよいのでお気に入りの店ですが今日は満員でちょっとうるさかったのが残念でした。
恭子さんのために料理の取材をと思ったのですが 話に夢中でこの一枚しか撮れませんでした。私の選んだ前菜「茄子と南昌豚肉のしゃぶしゃぶ風温サラダ」でございます。茄子と長芋のフリットにボイルした豚肉の薄切りを合わせてしょうがの利いたソースをかけたもので非常に美味でした。
ちなみにアペリティフはお二人がアルザスのワイン、私はスパークリングワイン。
今日はなんと言っても細川さんのオーストラリアのお話がとてもおもしろかったですね。小さい子供をつれての赴任、最初は不安だらけだったが、しだいに慣れて楽しくなり、このままずっといてもいいなと思ったこともあったけれど、住めば住むほど、英語がわかるようになってくればくるほど 不安や不満もつのって やっぱり日本が良い、日本に帰りたいと思うようになった、、という話、実体験に基づいてのお話だけに説得力がありました。日本に帰国直前に事故にあった人もあったので、お連れあいより2週間先に帰国してから ずっと彼の無事を祈り、帰国した彼が成田から電話して来た時はほんとうにほっとしたとのことでした。
ベルギーに暮らした経験のある織田さんも深くうなずいておられました。外国暮らしをしたことのない私は漠然と「外国に暮らす」ことにあこがれがあるのですが 現実は厳しいですね。
二人とも日本に帰ってきてなにがうれしいと言って 周りで話されていること、書いてあることが「すべてわかる!」ということ というのですが これは私にもよくわかります。
ランチを終えてからまだ時間があったので どこかへ出かけようということになりました。「名古屋城は?」という声もあったのですが この暑さではあまり行きたくない場所。結局食器の「ノリタケ」のクラフトセンターやギャラリーのある「ノリタケの森」にタクシーで行ってきました。食器を作る工程を見学したり、ノリタケの名品のゴージャスな食器を鑑賞したり、アウトレットで お買い得品をさがしたり、、するうちに3時になって名残を惜しみながら名古屋駅で解散しました。3人の記念写真を残したくて 通りすがりの方に名古屋駅前で撮っていただきました。(画像フォルダーに入れてあります。)
植村君、元気? 植村君と美しいお母様のこと、「吾亦紅」のことも話題になりましたよ。早く亡くなられたのは残念で悲しいことですが いつまでも息子の記憶に美しいまま生きていらっしゃるのはお幸せでもありますね。
私の母は今80歳で人生の最後のページを繰っているところです。長い間母と過ごせて幸せだったと思う反面、最後の15年は次第に衰えて、できたことができなくなっていく過程を見ていなければならない悲しさもありました。今は母が暮らしているホーム通いで鬱々として過ごしています。でも今日は二人に会えて元気が出ました。遠くから会いに来てくれるお友達のあることはなんという幸せでしょう!
9日は神戸で同窓会があるんですね。10人も集まるとか、うらやまし~~。