スナックソバが臨時休業となった今、その空いた時間を利用してアホリ襲撃の一部始終をここに記録する。
4月、私はヒマである。
このヒマを利用してアホリのところに遊びに行こうとはずっと思っていた。
が、ただ行っても面白くない。
アホリの友人にメールをする。
アホリに内緒で襲撃したいが良い日はないかを問い合わせる。
すると、大学の始まる前の10日の夜がベストであるとの返事が来る。
10日、私は仕事で埼玉県の本庄まで出張である。
それならちょっと足を伸ばして新潟に行けばいいだけのことである。
アホリには言わず、新潟のホテルを予約して準備を整える。
また、どうせ行くならアホリとある程度は遊びたいもの。
アホリには、
『9、10、13、17、18日は出張だが、それ以外は有休消化で休みを取るのでどこか遊びに行きたいが、ヒマな日はあるか?』
と聞く。
これは「10日に来ることはないだろう」と思わせる効果と「11日がヒマかどうか」を尋ねる効果を期待したものだ。
そしてこれが後に役立つこととなる。
そして10日、まずは朝にメールする。
「今回のライブのDVD送った。」
もちろんこの配達は一般業者ではなく私が行うもの。
そんなことアホリはちっとも疑いもしなかったであろう。
仕事を終え、アホリにメール。
「会社からの引き留め攻勢がまだしつこく続いている。さっきも電話があった。」
これは内容は事実なのであるが、夜更かししがちなアホリが起きているのかどうか、また、メールに返事をよこせるようなヒマな状態なのかどうかの確認である。
そして15:40くらいに新潟に着く新幹線に乗る。
少し予定を変更したことといえば、ソバと夜に飲みたい欲求がお互いに高まっていたので、
・ホテルはキャンセルして終電(21時半前に新潟発)で帰る方向に
・但し、アホリの家に泊まれる場合は泊まる可能性あり
という点。
日帰りの可能性があるなら、夕方からアホリと遊んでしまいたいところ。
そこで、新潟に着いたらそのままアホリの家にアポなしでおしかけてしまおうと考える。
新幹線に乗った時点でアホリからようやくメールが来る。
上越新幹線は圏外の区間が多いが、なんとかアホリをメールのやり取りで釘付けにしておいて、その隙に家に押しかけてしまいたいところ。
アホリの友人とも連絡を取りつつ、アホリとメールをやり取りし続ける。
ここで最大の誤算、最初は会社の引き留めに関する内容でやりとりをしていたので普通にメールしあっていたが、途中で話を変えてオナニーという単語を出した途端に「じゃーねー!」とお別れの返事が来てしまう。
これはマズイ・・・アホリはでかけるのか・・・
食い下がってみたところ「パケット代がもったいない」とのこと。
(あくまでいつも通りにオナニーネタで通した)
それが新潟に到着する直前のこと。
新潟から電車に乗り二駅、アホリの駅に到着。
駅から歩く。
歩きながら次の作戦に出る。
メールである。
Subject:まじめなお願い
内容:アホリさ、今、家でパソコンに向かえたりする?可能なら楽天トラベルでホテルを調べてほしいのだが・・・
ひとつはアホリが今、まだ家にいるのかどうかの確認、もうひとつは調べさせてその間アホリを家に釘付けにする狙い。
そしてアホリの返事はOKとのこと。
作戦成功である。
次のメール:
今日出張だが、急遽明日も客先に行くことになり、宿を取らねばならん。
場所は新所原って駅。
浜松から豊橋の間。
なるべく近いところで安いホテルを探したいのよ。携帯だと不便でね。
安くていくらのところがあるかをまず知りたいのよ。ちなみにラブホ不可。
今日出張というのはアホリに先日送ったメールと合致する内容、そして事実。
急遽~はウソ。
新所原という駅も実在するが、その周辺にホテルは出てこないと思われるのであえて用いる。
探すのに時間が稼げるからだ。
案の定、しばらく経ってアホリの家のすぐそばまで来たところで返事が来る。
その内容は、「豊橋のホテルがひとつある」という内容。
もう少しだけ足止めしたい。
次のメール:
なるほど。
ついでに頼むが、名古屋駅周辺だとどうかな?
そしてついにアホリの住むマンションに到着。
アホリは中にいるはず。
携帯をカメラモードにしてチャイムを鳴らす。
「佐川急便でーす!」
ただ鳴らすだけで警戒されて覗き穴から見られたらおしまいである。
そこで、あえて声を出すリスクを負っても「佐川急便」になりすます。
(実際、ライブDVDと赤霧島を配達しているのだから問題ないであろう)
ガチャリと開く扉、響き渡るシャッター音、驚くアホリの顔。
こうしてアホリの家に無事たどり着いたのである。
4月、私はヒマである。
このヒマを利用してアホリのところに遊びに行こうとはずっと思っていた。
が、ただ行っても面白くない。
アホリの友人にメールをする。
アホリに内緒で襲撃したいが良い日はないかを問い合わせる。
すると、大学の始まる前の10日の夜がベストであるとの返事が来る。
10日、私は仕事で埼玉県の本庄まで出張である。
それならちょっと足を伸ばして新潟に行けばいいだけのことである。
アホリには言わず、新潟のホテルを予約して準備を整える。
また、どうせ行くならアホリとある程度は遊びたいもの。
アホリには、
『9、10、13、17、18日は出張だが、それ以外は有休消化で休みを取るのでどこか遊びに行きたいが、ヒマな日はあるか?』
と聞く。
これは「10日に来ることはないだろう」と思わせる効果と「11日がヒマかどうか」を尋ねる効果を期待したものだ。
そしてこれが後に役立つこととなる。
そして10日、まずは朝にメールする。
「今回のライブのDVD送った。」
もちろんこの配達は一般業者ではなく私が行うもの。
そんなことアホリはちっとも疑いもしなかったであろう。
仕事を終え、アホリにメール。
「会社からの引き留め攻勢がまだしつこく続いている。さっきも電話があった。」
これは内容は事実なのであるが、夜更かししがちなアホリが起きているのかどうか、また、メールに返事をよこせるようなヒマな状態なのかどうかの確認である。
そして15:40くらいに新潟に着く新幹線に乗る。
少し予定を変更したことといえば、ソバと夜に飲みたい欲求がお互いに高まっていたので、
・ホテルはキャンセルして終電(21時半前に新潟発)で帰る方向に
・但し、アホリの家に泊まれる場合は泊まる可能性あり
という点。
日帰りの可能性があるなら、夕方からアホリと遊んでしまいたいところ。
そこで、新潟に着いたらそのままアホリの家にアポなしでおしかけてしまおうと考える。
新幹線に乗った時点でアホリからようやくメールが来る。
上越新幹線は圏外の区間が多いが、なんとかアホリをメールのやり取りで釘付けにしておいて、その隙に家に押しかけてしまいたいところ。
アホリの友人とも連絡を取りつつ、アホリとメールをやり取りし続ける。
ここで最大の誤算、最初は会社の引き留めに関する内容でやりとりをしていたので普通にメールしあっていたが、途中で話を変えてオナニーという単語を出した途端に「じゃーねー!」とお別れの返事が来てしまう。
これはマズイ・・・アホリはでかけるのか・・・
食い下がってみたところ「パケット代がもったいない」とのこと。
(あくまでいつも通りにオナニーネタで通した)
それが新潟に到着する直前のこと。
新潟から電車に乗り二駅、アホリの駅に到着。
駅から歩く。
歩きながら次の作戦に出る。
メールである。
Subject:まじめなお願い
内容:アホリさ、今、家でパソコンに向かえたりする?可能なら楽天トラベルでホテルを調べてほしいのだが・・・
ひとつはアホリが今、まだ家にいるのかどうかの確認、もうひとつは調べさせてその間アホリを家に釘付けにする狙い。
そしてアホリの返事はOKとのこと。
作戦成功である。
次のメール:
今日出張だが、急遽明日も客先に行くことになり、宿を取らねばならん。
場所は新所原って駅。
浜松から豊橋の間。
なるべく近いところで安いホテルを探したいのよ。携帯だと不便でね。
安くていくらのところがあるかをまず知りたいのよ。ちなみにラブホ不可。
今日出張というのはアホリに先日送ったメールと合致する内容、そして事実。
急遽~はウソ。
新所原という駅も実在するが、その周辺にホテルは出てこないと思われるのであえて用いる。
探すのに時間が稼げるからだ。
案の定、しばらく経ってアホリの家のすぐそばまで来たところで返事が来る。
その内容は、「豊橋のホテルがひとつある」という内容。
もう少しだけ足止めしたい。
次のメール:
なるほど。
ついでに頼むが、名古屋駅周辺だとどうかな?
そしてついにアホリの住むマンションに到着。
アホリは中にいるはず。
携帯をカメラモードにしてチャイムを鳴らす。
「佐川急便でーす!」
ただ鳴らすだけで警戒されて覗き穴から見られたらおしまいである。
そこで、あえて声を出すリスクを負っても「佐川急便」になりすます。
(実際、ライブDVDと赤霧島を配達しているのだから問題ないであろう)
ガチャリと開く扉、響き渡るシャッター音、驚くアホリの顔。
こうしてアホリの家に無事たどり着いたのである。
でかけりゃ良かったよw