胃がもたれている。
ラーメンが美味しくなかった。
食うことは食ったのだが、胃がもたれて苦しい。
満足感のない満腹感だ。
きっかけは先日の中野のブックオフまでのウォーキングに遡る。
環七を北上していて、ふと見つけたラーメン屋。
それはまさしく長年探していたラーメン屋。
学生の頃だから8年も前になるだろう、深夜に研究室の先輩らと食ったラーメン屋だ。
そのときにけっこう美味いと思った。
また食ってみたいと思った。
そして年月を経てその近辺に住むようになり探してみたものの、店は見つからなかった。
店の名前を覚えていなかったので、ネットで探すこともできなかった。
それをたまたま先日発見した。
これは食うしかないと思っていた。
そして今日の昼飯に訪問。
学生の頃に食ったのが何だったかは覚えていないが、ネギラーメン700円を注文。
待つこと数分、ついに出てきたラーメン。
8年越しの想いを込めての御対面だ。
山盛りの具。
チャーシューの下にネギがどっさり。
しかし、食べてみると変だ。
味が伝わってこない。
具が重いのか、麺がほぐれていないからなのか、スープが少ない(麺とのバランスで)からなのか、適量の麺を箸ですくいあげることが非常に困難。
そして、なんとか食べてみても、伝わってくる味は麺の味だけ。
麺とスープがからみあっていない。
その麺の味も、麺を茹でた際に麺の表面が少し溶けたような感じの味。
茹でてのびかかった麺を単独で食べているような味。
麺と野菜とチャーシューとを単独で食べ、合間にスープを飲んでいるような感じだ。
少なくとも、昔「また食べたい」と思ったラーメンはこんなラーメンではなかったはず。
が、とにかく今回私の食べたラーメンはバランスが悪く、とてもまた食べたいと思う代物ではない。
これがこの店の真の姿なのか、何かの間違いなのかはわからない。
ネットでは評判も良いみたいだし、たまたまハズレメニューを注文してしまったのだろうか。
スープ自体を飲んで味を確認することもできたし、もう来ることはないかもしれない。