最近は、はじめてのTNR活動や子猫の保護など外猫のための活動が
忙しかったのですが、やはり家の猫は一番大切な存在です。
今、多頭飼育崩壊があちこちでおこっています。
狭い家の中に、未不妊でいるのでどんどん繁殖しているそうです。
人慣れもしてなくて満足に餌ももらえず
適切な医療も受けさせてもらえない、、、
外猫の方がよっぽどましだといえるような状態です。
家の中にいても不幸な猫がたくさんいる事を知りました。
家の猫は、もう大人で、手はかかりませんが、彼らの世界は
家の中と私たち家族だけです。
幸せにできるのは、世界中で私たち家族だけです。
うちには3月から調子をくずしている長女の
お銀ちゃんがいます。
鼻づまりがひどく、口呼吸になり胃拡張をおこし
食事がとれなくなります。
抗生剤、インターフェロンをしても変化がなく、1日ほどで
自然にまた鼻がとおりごはんを食べだします。
そんな日々が続いてすこしづつ毛がぱさぱさに
体重も減り、背骨があたるようになりました。
餌を食べたり食べなかったり、食べるとほっとする毎日です。
先日も胃拡張になり、嘔吐、多尿、下痢があり、病院へ。
レントゲンを見ると痩せた体にパンパンに胃がふくらんでいます。
この半年以上、鼻づまりが治りません。
常に鼻水があり、くしゃみをします。ひどいと鼻血がふきでます。
鼻血がひどいときはケージにはいってもらいました。
体温も6.5度と低体温、、、
電気あんかやストーブであたためています。
血液検査を行うと、低カリウム血症など脱水の所見がみられ
抗生剤や抗ヒスタミン剤などと一緒にリンゲル液を
補液してもらいました。
胃拡張に消泡剤のシロップもいただきました。
先生は、私たちが最初に飼った猫シャムミックスのしろちゃんを
見ていただいた先生です。
13歳で腎不全でなくなったのですが
毎日補液に通わせていただきました。
最後もう家で看取った方がいいと言われた時、死を受け入れられない
私たちは、先生にさじを投げられた気持ちになりとても悲しかったこと
を今でも思い出します。
そして、その猫は13歳で私の腕の中でクリスマスイブイブの日に
息を引き取りました。
最後、がくっとけいれんが起こり、息絶えました。
その時は悲しくてたまらなかったけど、今は、甘えたのしろちゃん
を腕の中で看取ることができてこれでよかったんだ
と思えるようになりました。
そうさせてくれた先生にも感謝しています。
ファーストキャットを失う悲しみはとても大きかったです。
悲しむ家族の姿をみているのもつらかったです。
(その後、ペットロスでシャムミックスを2匹もむかえることに、、、)
そのあと、桜の花が散る花冷えの頃、その兄弟の黒猫を
17歳で突然死によりなくしました。
たぶん心筋梗塞などではないかと思っています。
気付いたら横たわって固く冷たくなっていて
どうして何もいわずいってしまったのと
その時は泣きましたが
私たちに心配をかけたくない黒ちゃんらしい最期だったんだと
今は思えます。
そして私たちが次に見送ることになるであろう
3匹目のお銀ちゃん。
まだ13歳と若いですが、スコティッシュという猫種
でもありますし、どんな病気が出てくるか分からないことは
最初飼うときから覚悟してきました。
すこしづつお別れが近づいているのは分かります。
先生もそのうちごはんを食べなくなるときが来ます
といっていました。
できるだけ、自然に任せたいというと先生は
そのほうがいいとおっしゃってくれました。
先生と相談しながら、銀ちゃんがすこしでも楽に生きられる
ようにサポートしよう、後悔しないように
毎日話しかけてなでてそばにいるようにしています。
生き物を飼うと失う辛さが嫌だから
飼わないという方もおられます。
確かに、家族で自分の子どものような存在である猫を
失うのは本当に悲しいです。
でもそれ以上にたくさんの幸せを毎日猫からもらっています。
猫を失う悲しみより、猫からもらう幸せ、いっしょにいられる喜び
の方が私たちは多いと思っています。
悲しみはいつか癒え、あたたかな楽しかった
優しい思い出に変わります。
私たちはもう新しい猫を迎える事はないですが
今いる猫とこれからも暮らしていきたいです。
猫を飼う上で信頼できる動物病院が近くにあるのは
とても大事です。
私たちの先生は保護猫をつれていくので
日本の今の動物問題についてたくさん話をしてくれます。
マイクロチップのことや、多頭飼育崩壊、犬猫の癌
ボランティア団体の話、値段の高すぎる動物病院など
話しだすととまらなくなる熱い先生です。
ボランティア精神あふれるとても頼りになる先生がいて
私たちは心強いです。
できるだけ先生に長く見てもらいたいです。
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銀ちゃんがんばれ!
ご訪問ありがとうございます。