猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

5兄妹のキャラメル兄妹、正式譲渡へ

2016-11-03 21:48:25 | 2016年5兄妹保護

5兄妹のうち最後にトライアルが決まったキャラメル兄妹

キジのキャラちゃんがご希望だったのですが

2匹飼いを提案させていただくと

茶トラのメルモちゃんも一緒に飼ってくださることになりました。

 

猫を飼うのが初めてのお家だったのですが、猫の飼い方を

とても勉強されていて、安心して譲渡することができました。

小中学生のお子さんがおられるのですが、脱走防止と猫の接しかたに

ついても、とてもよく理解しておられました。

 

でもここのおうちは玄関までに扉があるんです〜

これはいいですね!

行くと猫がいるのでドアを必ず閉めてください

と張り紙がされていました。

お子さんのお友達も来ますので、みんなに注意喚起にいいですね。

うちも今張り紙しています。

ベリーちゃんがついて歩くタイプなのでついてきてないか

ドアが閉まるまで必ず確認をしないといけません。

紙に書くとやはり後ろをみるようになります。

 

そしてまだ小さな息子さんにとって猫の扱い方はすこし難しいところが

ありますが、嫌な事、無理強いさえしなければそのうちに猫は

警戒を解いてくれると思います。

言葉を持たない猫は感受性が豊か、優しさは必ず伝わります。

キャラメル兄妹はお子さんとともに成長していくんですね。

しあわせ、しあわせ〜

よく食べるけど、 すこし頼りないお兄ちゃんを

おてんば娘のキャラちゃんがリードしてくれます。

いいコンビです。

ご挨拶に行かせてもらうとメルモちゃんが大きくてびっくり!!

キャラちゃんもひとまわり大きくなっていました。

 

全力で逃げ惑う2匹に里親さんがひいてました(笑)。

猫は恩なんて全然感じないんです!

それが猫なんです〜。

それに子猫はまだ知能も未発達なのですぐに忘れますね。

だから新しい環境にも早く馴染んでくれるんだと思います。

 

お写真でも2匹仲良く寝ていて、背中を押してもらって

2匹飼いでよかったです!とおっしゃってくださいました。

兄妹の仲のいい様子はほんとにかわいいですね〜

いつまでも仲良くね〜

5兄妹それぞれの道に別れましたが、あたたかいご家庭にいれて

もらい、お家猫になる事が出来ました〜

みんなかわいがられて猫も人も幸せそうでうれしいです。

ごあいさつにいくとそんな様子を知る事が出来、幸せいっぱい!

 

がんばってよかったなぁと一気に報われる気持ちになります。

私たちにとってそれが猫の恩返しですね。

2回もお家に行かせてもらって、里親さんにお手間をおかけしますが

もう一度幸せになった保護猫に会えるのは一番の楽しみです。

 

里親さんは、この猫たちの命が今あるのは、私たちに保護して

もらったからだとおっしゃってくださいました。

でも、その先に里親さんがおられるから保護する事が
 
出来たんですよね。
 
保護主の役割は、幸せにしてくださる里親さんにバトンタッチする
 
事です。
 
命のリレーができてよかったです。
 
 
 

あとはこちらからご連絡する事はほとんどありませんが

避妊、去勢手術が終えられたかの確認は

とらせていただきたいと思います。

また何かあればいつでもご相談ください。

成長した5兄妹の様子を知れたら、うれしいなと思っています。

(ちょうどオレオちゃんが2キロを超えたと連絡をいただきました〜

すこしムチムチになってました!)

 

 

 

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5兄妹の黒猫のマキちゃん、正式譲渡へ

2016-11-03 21:44:57 | 2016年5兄妹保護

最後にトライアルに出た黒猫のマキちゃんの正式譲渡の

ごあいさつへ行ってきました。

もう長年猫を飼っておられるベテランさんなんですが

黒猫だけは飼った事がないと、年齢的にも最後に黒猫ちゃんを

迎えたいとおっしゃっておられました。

でも先住猫ちゃんが13歳、子猫と暮らすにはやや高齢なのですが

おおらかで猫好きということでトライアルへ〜

最初、先住ちゃんが嫌がり、年齢的にもしんどいかなと言われていたので

お困りになっているんだと早合点してしまい、いいにくいだろうと

トライアル中止にさせていただきましょうかと提案させてもらいました。

するとマキちゃんとどうしても一緒に暮らしたいということだったので

アドバイスさせていただきました。

先住猫ちゃんとは徐々に一緒にいられるようになること、先住猫ちゃん

のテリトリーを守り、静かに過ごしてもらい、今まで以上になでたり

コミュニケーションをとりつつ、子猫のマキちゃんにはしっかり遊ばせ

甘えさせる、見ている時は2匹が一緒にいる時間を作るなどしてある程度

時間をかけて時には隔離して、見ていってほしいことを伝えました。

すると一週間もたたないうちに先住ちゃんの横にぴとっとマキちゃんが

くっついているではないですか〜

先住ちゃんをマキちゃんがなめたり、あとをついて歩くらしいです。

いじらしい〜

マキちゃんは、まだ2ヶ月半の子猫なんです。

甘えたいだけです。

それに空気を読める賢い子です。

よっぽどの事がない限り、先住猫ちゃんは受け入れてくれると思います。

兄弟のようにはなかなかならないかもしれませんが

距離をとりつつも一緒に暮らしていけるようにはなります。

里親さんの配慮や工夫が一番大事だと思います。

里親さんにもよく甘えて、夜は首の周りで寝るそうです。

近くに妹さんもおられてお留守のときはみてくれるそうです。

ご家族もかわいがってくださっていて、先住ちゃんもおもちゃで

遊ぶようになり若返りました〜とのことです。

 

ごあいさつにいくとマキちゃんも冷蔵庫の横に隠れてしまいましたが

ひっぱりだして触ってきました。

肉付きもよくなり、毛艶もいいです。

前より黒くなっていました〜

よく食べるそうで、成長も順調です。

マキちゃんもこれでお家が決まりました。

よかった、よかった〜

 

うちも先代の黒猫が13歳の時に銀ちゃんやボンちゃんを

迎えたんです。

兄弟をなくして寂しそうだった黒ちゃんは子猫が来て活気を

取り戻し、子猫の面倒もよくみてくれ17歳まで生きてくれました。

これからも家族みんな、仲良く過ごせるといいですね。

 

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