猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

公園猫管理、せいいっぱいの増やさない活動。

2018-07-10 21:16:22 | TNR活動とその他

公園の猫のお世話をされてる方から

捕獲のお手伝いを頼まれました。

食欲がなく、病院に連れて行きたいけど

捕獲器にはいりませんと、、、

ここで餌やりさんを待っています。

なんでも10歳超えの公園の猫がごはんを食べないそうです。

聞けば、口内炎で痛がってごはんが食べられないそうです。

病院で抜歯してもらうつもりだったようですが

いろんな人に相談すると

外の猫の歯を抜くのはかなりリスクが高い

やめときなさいということでした。

 

10歳以上の猫に麻酔をかけるのも怖いですよねー

友だちのわんちゃんも麻酔をかけたら、歩けなくなりました、、、。

うちの猫も13歳となり歯石とりはもうできないかなと思っています。

保護するならまだしも、リリースできなくなった時に

保護先がありません。

そんな話をしてる間に、ターゲットのキジくんが仕掛けにはいったので

とりあえず捕獲。

その足で病院へ〜

診察してもらうと猫エイズ(FIV)陽性

奥歯が2本悪いそうで、痛み止め、抗生物質などをいれて

補液もしてもらいました。

抜歯はやめて今後、ステロイドの内服をしていくことになりました。

人なれしていて、診察も容易だったそうです。

 

よかったね、キジくん!

ここの公園を管理されている方は、6匹程の猫を

いつも愛情いっぱいお世話されています。

きちんと管理されているので苦情などでてないようですが

この前のタウンミーティングでも近所の方に「餌をやるな」

と強く言われて困ってる方がおられました。

無理して人なれしていない5匹の保護を考えているそうです。

よく餌をやってると「連れて帰れ、家で飼え」

と言われることがあります。

餌やりは、法律上禁止されていませんが、常識かのように

近所に迷惑がかかるだろうとみんながいけないことのように

思われています。

外に猫がいると様々な問題があり

地域の理解を得る事の難しさをいつも感じています。

 

もしもこの猫たちを連れて帰ったとしたら、、、

テリトリーが空いたので、近隣の猫がすぐにやってくるでしょう。

今の状態では、保護しても猫はいなくならないのです。

餌をやらなければいい、どこかに行くというのですが

どこかにいってもまた同じように同じトラブルが起こるだけ

近隣でトラブルを押し付け合うだけです。

餌をやらないでいると通りがかりの人がかわいそうに思い

そこに餌だけを置いていきます。

そうなると、管理もできず、ますます猫が増える一方なのです。

置き餌となり、ゴミは散らかり放題です。

 

 

地域の理解を得て、ルールを守って、餌やり管理をする

地域猫活動を環境省でも推奨しています。

餌やり管理をすれば、流入猫や捨て猫も把握できます。

急に減りはしませんが、これ以上増えないのです。

 

ここの餌やりさんも高齢で、体調を崩された時に

見かねて、お手伝いをしてくださる方が現れました。

そのおふたりで病院へいってくれました。

毎日公園に通うだけでも大変だと思います。

ここの公園、住宅街の中にあり

人なつこい猫がいます。

はじめて会う私にもすりよります。

耳カットはありませんが、飼い猫だったような猫が多くいます。

去勢済みです。

こんなになつこいねこが外にいる事

ここを管理している方が一番胸が痛い事だと思います。

捨てられてお腹をすかせた猫をほっておけない、、、

やりたくてこの活動をやってるわけではないと思うのです。

 

 

今は外猫が多すぎます。

保護譲渡には限りがあり、みんなができることではないのです。

外猫を減らすためにできることをみんなで考えてみませんか?

本当の原因はどこにあるのか、、、

外猫を減らすためにできる事は何か、、、

餌をやらないで解決できるでしょうか、、、

すこしでも考えていただけるだけでもありがたいです。

必ず人にも猫にも優しい解決策があると思うのです。

 

 

 

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コメント (10)
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