猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

8/28 猫ともクラブイン松原市参加しました!

2022-09-07 14:41:05 | Cat'sdaylife.物販、啓発活動、猫ともクラブ
猫ともクラブイン松原市参加してきました!


第二回ですが、初めての方も多く参加されて
盛況でした。どのような話が出たかというと


*何かできたらと個人シェルターのお手伝いに行ってる。
*身の回りの猫のことをTNRはじめていこうと考えている
*餌やりは認めてもらえないからひっそりと活動している。
 表立ちたくない。
*地域猫活動をはじめた。今のところトラブルはなく
 協力者を増やしていきたい
*仕事柄、高齢者の多頭飼育に関わることがある。
 家の中がひどい状態でも掃除する人がいない
*身の回りのTNRをやっている。ここに来たら
 同じ活動をしてる人に出会えてうれしい
*施設入居が決まった高齢者の残した内外自由飼育を
 今後どうすればいいか分からない
*近所で子猫を見かけた。耳カットのある猫と
 入り混じっている。誰がTNRをしたのか分からない。
 餌やりさんは手術に非協力的で管理ができていない。
*TNRをはじめたいと考えている。
 どのようにしてはじめたらいいか

松原市はTNR先行型地域猫活動を
始められて3年が経ち
耳カットのある猫も増えてきています。
しばらく経ち、また子猫を見かける現場
も出てきているようです。

不適切な飼育者がいて、なかなか猫の管理が
うまくいってなかったり
取りこぼしがあったりします。


直接餌やりトラブルになってなくても
行政に苦情があり
餌やり禁止看板をつけられた
現場もあるそうです。

トラブルにならないように餌やり時間が
夜中になるそうです。


・・・・・・・・・・・・・・


保護だけでも解決はできない
手術するだけでも解決できない。
地域住民主体でTNRをして
地域で猫を管理する
「地域猫活動」が必要ですね。

餌やりさんは高齢者さんが多いです。
どうしても手術することが難しかったり
必要性を理解されなかったりもします。

餌やりさんができない部分を
地域でサポートして
猫の個体管理が必要です。

餌やりマナーの啓発、トイレの設置、環境美化
に取り組み、地域のトラブルをなくしたいです。
猫も少しずつ減ります。
ちゃんとやれば子猫は産まれません。

不適切飼育者の対応は難しく
信頼関係の構築に
行政や福祉関係者の協力
もあるといいですね。
時間もかかるので
近しい人にしかできないです。


松原市は地域猫活動を推進しており
TNRには協力的ですが
地域の合意形成をとるのは
ハードルが高く
TNRが進まないことを
懸念しているそうです。

地域猫につなげるために今は
どうぶつ基金の行政枠での無料手術の申請や
捕獲器やビブス、腕章の貸し出しをしてるそうです。


それはとても助かるのですが
いつまでもボランティアさんに
頼りきりではいけないと思います。

地域猫活動の主体は地域住民なのです。
地域住民が自分たちで
地域の猫問題を解決できるよう
ボランティアはアドバイスします。

ビブスも地域猫活動をやってるのは
松原市ではないので松原市とは書けないそうです。
餌やり禁止看板もマナーの悪い餌やりがあるから
必要なんだそうです。




・・・・・・・・・・・・・・


先日、大阪市西成区で餌やりトラブルが起こりました。
餌やりさんがハンマーで殴られ重傷を負ったそうです。
どんなに迷惑な餌やりでもあってはならないことです。
餌やりマナーを啓発するしかありません。

適正に管理していても餌やりトラブルは起こります。
餌やり禁止ポスターを貼ってると
ますます攻撃が強くなります。

猫への考えは人それぞれ正義が違い
こじれたら、このように取り返しのつかない
大きなトラブルにもなりかねないです。




市民が猫のことでトラブルとなっているなら
行政の介入が必要
そのトラブルを防止するために
発案されたのが「地域猫活動」の制度です。

確かにTNRと違って
はじめるまでに時間はかかります。

それでも地域猫活動の方が数年経てば
猫もトラブルも減らせる
結局は近道なんじゃないかなと思います。


自分たちで大変な思いをしてやるから
もう増やさないようにしよう
と思うのだと思います。

また増えたからと連絡が来て
自分の住んでもない町に
TNRしにいく活動は正直つらい。

猫ボラも餌やりさんも
体力的にも精神的にもしんどい。
保護も増えるでしょう。

いつまでこれが続くんだろうか。
終わりはあるのか。
どこも同じような問題が起こってますね。


TNRは一回こっきり、餌やりは毎日です。
どこにも餌やりさんを執拗に
攻撃する人がいます。

それでも餌やりさんは毎日猫が待ってると
給餌に行かれます。
個人ではトラブルを解決できないです。

猫を減らすためにもトラブルを防止するにも
餌やり見守り管理をもっと大事にしたいです。
地域の方のあたたかい目がほしいのです。

TNRだけではそれが難しいです。
誰もが目の前の命に手を差し伸べられる
制度が「地域猫活動」だと思います。


次回は松原市は10/16開催されます。
富田林市は9/11

大阪狭山市は10/7です!

よろしくお願いします。



コメント
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