猫の日暮らし

大阪南河内でTNR、保護、啓発活動をしています。
不幸な命をうみださない社会をめざして。

猫ともクラブin富田林市 ありがとうございました!

2023-05-25 22:31:09 | Cat'sdaylife.物販、啓発活動、猫ともクラブ
第21回猫ともクラブありがとうございました!

今年の6月で6年目となります。
続けてこれたのはひとえに来てくださる
皆様のおかげです。
またゆるゆると続けていきたいと思います。






猫カフェを開業されたい方のお話から
保護の話となりました。
保護は注目を浴びやすいですが
時間のかかる活動で1匹譲渡する間に
たくさんの猫が産まれてしまいます。

TNRや地域猫活動で蛇口をしっかり閉める
活動が最優先となります。
保護はすぐに増えていっぱいになるんですよね。


みなさん外猫を気にかけるようになると
保護が必要な猫に出会って
家の猫が増えてきています。
これ以上は飼えないので譲渡しようと思っても
大人の猫などなにかあると譲渡が難しくなってきます。

外の猫を管理する地域猫活動が必要なんですね。
地域猫活動は管理の部分と地域の啓発が大事です。
地域のコミュニティで問題を解決していきます。
遠くに住む人がTNRしたり餌やりするのではなく
自分が住民であることが必要です。






適正飼育の啓発を行い
地域の方の理解が進むと
協力者が増えます。

最初はリターンとなっても
後々家に入れてくれる人も出てきます。
どんどん町の動物愛護が進み
猫の数は減っていきます。


地域猫活動をしてる方、はじめようとされてる方
にも話を聞きました。

◉隣の人が不適切飼育をして子猫が産まれて困っている。
◉外で猫を捕まえて捨てに行ってる人がいる。
◉飼い猫を外出させてる人がいる。
◉地域猫の話しをしに行くとセクハラを受けた。
◉説明してもどうしても理解できない方に怒鳴られる
 棒を振り回される(精神疾患?)
などいろいろな困っただらけです。

また公共施設、ペット不可の市営や府営
公団の地域猫活動が進みにくい話も出ました。



解決策として

◉市役所や町会長さんに相談されたり、情報共有大事。
◉動物愛護で話をせずに環境問題、人の問題として話をしに行くこと。
◉猫に困ってる人の立場になって被害対策を一緒に考える。
◉できたら餌やりも話も複数で行く
 高齢の女性1人だとハラスメントにあいやすいので
 男性に加わってもらう。
◉団体のメンバーを増やしていく。
◉毎回同じ苦情を受けるので地域猫Q &A問答集を作る。

*ただ何を言っても怒鳴る人はなるべく避ける
その場を離れる、何かあったら警察を呼びましょう。
喧嘩をしないというのが鉄則となります。


猫への考えは100人いれば100通りの考えがあり
時には衝突してトラブルとなります。

やはり法律を守る、ルールやマナーを守る、
相手を思いやる社会でありたいですね。

昨今、SNS で情報伝達のスピードは速いです。
人と動物の共生が謳われる時代となりました。
昭和のままの人権意識、コンプライアンス、
動物愛護や動物福祉の意識が極めて低い
風習や制度は考え直さないといけません。

問題を解決できていないなら
その時代に合わせて
ルールの見直しも考えていきたいです。
そして1人で抱えこまないで
みんなで知恵を出し合って助け合い
よりよい社会をつくりたいですね。


最後にいいお話もありました。
保護された迷子の老猫ちゃんのお家が
すぐに見つかって家に帰れました。
警察に届けられたそうです。
迷子はいなくなっても拾っても
警察に届けてください!

5年お世話してる猫が来なくなって
探し回ったけどいなくて、お線香をあげてたら
たまたま病院で出会った人に
保護されて飼われていたそうです。

外猫ってあちこちに顔出ししてるんですよね笑。
結構移動して餌場をたくさん作ってるようです。
猫は賢い。
連絡交換されたそうです。



また、3匹のさくら猫のお世話をされてる方が
引っ越しをすることになって
その猫を連れて行くために保護してくれることになった
話もありました。

幸村くんのように悲しい話もありましたが
優しい人もいっぱいいるんです✨
猫ともクラブに来てくださる方は優しいです。

そんな人の優しさに触れられる
「地域猫活動」はじめませんか?
南河内ねこの会では命を尊重する
人も動物もしあわせに共生できる町づくり
を目指しています☘️

次回は7月開催となります。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする