空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

探究心

2009-10-10 22:10:59 | 本の森
もうちょっと何とかならないものか、と反省中なんですが。

また読書。

向井万起男さん、
そう、宇宙飛行士の向井千秋さんのご主人です。
千秋さん同様、万起男さんもとても多忙な方と拝察しますが
お互い単身赴任(どっちがどっちなんだかよくわからない)で
休暇が取れると万起男さんが千秋さんに会いに行く、という生活パターンのよう。

忙しいよね、2人とも。
普通じゃない忙しさだと思う。
少なくとも私よりは絶対忙しいと思うし
移動距離なんて考えたら、地球規模じゃないかと。
(地元に根差した生活が、忙しくない、って言っているわけではなくね)

いろんな事情で、時間ってどんどん削られていくんだけど
万起男さんはすごいな、と思ったのは
「自分が興味を持ったことに対する探究心」の強さ。
「知りたい」となったらトコトンなんだよね。
何も図書館に行って資料を探し出して・・・とかっていうのが調べるってことじゃないわけで。
便利なツールはどんどん使い、
知っている人に教えてもらおう、なんなら出向くし
見に行けるところならスケジュールを多少変えてでも見に行く。

アクションを起こすこと。
丁寧に質問すること。
実際に体験すること。

どれも時間は必要なんだけど、
「知りたいんだもの」っていう思いはすごく強いんだろうな。

かえりみて自分は?
やりたいな~でも時間がないしな・・・って
言い訳してるよな。
思うだけでアクションすら起こさなかったりするもの。
起こしても、中途半端で終わっていること、多いよな・・・。

そこで、たとえ結論までいかなくても、現時点ではここまで、
ってところまで持っていくのと
なんとなく尻つぼみに忘れ去られていくのとは
大きな違いなんだろう・・・ガックリ。

なんて思った。

小さなことでも、積み重ねるって大事ね。

『謎の1セント硬貨』向井万起男 講談社

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2 コメント

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面白い (千里)
2009-10-11 13:21:39
向井万起男さん&千秋さんご夫婦って
と~ってもユニークですよね。
世間一般の常識の外にいる方々というか・・・(笑)
いつも、万起男さんファンのお兄が買った本を拝借して読んでいるのですが、
『謎の1セント硬貨』も面白かったです。
あの探究心は脱帽ものでした。


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>千里さん (しずく)
2009-10-11 17:36:48
スゴイ夫婦ですよね。
でもそういう面も持ち合わせていないと、型破りなことってチャレンジすらできないのかも。

「できないよ~」と思いながらも、毎度読んでしまいます
面白いですね。
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