やさぐれる

「頭痛がひどい。

去年はどうだったかと見直したら、

去年も同じようなこといってたのよ。

ということは、季節柄なのかしら。」

「私はどうも、皮膚がダメみたい」

「私は咳かしら」

そんな話をきいた。

じゃあ私は？

と思い返すと、この時期もれなく

悪態ついてやさぐれている模様。

ここからの半年はそれこそ転がるように

毎日が過ぎていくのだけれど

「頼む。忙しいときにそういうことするの、ヤメテ？」

ということが、次々起こるんだなぁ。

それなりに期日の迫った仕事を抱えているのに、

もっと差し迫った案件勃発とか。

それの処理に駆り出されるとか。

その間に助けてー！これってどうやる？ボールが投げられてくるとか。

親身になって、お話を聞くべきだろうこれは、

な入電があるとか。

ま、起こるもんは起こるのよ。

人が変わったって、起こるのよ。

どこで仕事してたってあることなの。

わかっているけどね。

この時期会う友達に、ぶつぶついうことのないように。

久しぶりの友達に会う予定が近づいてきて、とても楽しみなんだから。

つまらないこと言わないように。

と、心に決める。

ねこの具合は相変わらずです。

尿検査をしてもらった結果、

血尿は継続中、

膀胱炎ではない

比重は正常値範囲内

若干タンパクが出てる。

原因がいまいち不明、とのことで

投薬して、また一週間後に検査。

旦那、なにやら尻餅ついたとかで骨折。

(時折痛むようですが、日常生活はできる範囲)

もう～😢

逃亡。

現実逃避。

話しかけていいよオーラを出してるつもりはまったくないけれど話しかけられる。

とある大役をつとめることになったそうで、ナーバスになっていたらしい。

「大丈夫、私もやったことあるけれど

そんなに身構えなくてもできますよ。

押さえなきゃならないところはあるけれど。」

すごくほっとした顔をしていた。

「経験された方にそう言っていただくと、心強いです」

私は「大丈夫、なんとかなる」の大安売りをする気はなくて

でも、この人は多分本当に大丈夫と思ったからそう伝えたまで。

なかなかに目が回るようだけれど

必要としてくれる人がいるからこそ

忙しくもなれるのね。

ま、それによって自分を見失って

やさぐれるのは本末転倒だけれども。