昔のこと

もう６月が終わる。
毎年のことだけれど、年末くらいから日が過ぎるのが早くなって
ああ、やっと一息つける、となるころには６月の終わりもしくは７月になっている。

今年もそんな感じで、気づいたら今日。

昨日は中学の同窓会でした。
通っていた中学はなかなかに荒れていた学校で、
なじめない私は、やり過ごすことに一生懸命で、
あんまりいい思い出はない。
偏差値輪切りで進学高校も決められてしまうような時代で
行きたかった高校は、私の中学からは「女子二人」と決まっていた。
二人に入れなかった私は受験することすらできなかったな・・・。

なんていう、あれやこれやを思い出すので、参加には消極的なのだけど、なぜか幹事。
もちろん話が来たときは拒否した。会いたい人もいないし・・・。
「なんで？友達多かったじゃん」と無邪気な不思議そうな声が電話から聞こえてきた。
大きな誤解がある・・・・。

今回も（消極的）幹事として出席(^_^;)

いい年のおじさん、おばさんになってから会っても
昔のままな人もたくさんいるんですけど・・・。

そんななかで高校の話を振られた男子の声が聞こえてきた
「ほら～、高校の時・・・ってことがあったじゃん」
「いや～覚えてないな。暗黒の３年間だったからな」

どこの高校に行ったんだったかな？と考えてみたら
行きたかった高校に行った人だった。

安心したわけではないのだけど、
そうかぁ、時に「もし・・・だったら」って思ってしまうけれど
たとえ願いがかなっていても、満ち足りたかどうかはわからないんだな
私にとっては中学時代は抹殺したいくらいの暗黒記憶だけど
その３年間の上に今の自分は積み上げられてるんだなと改めて感じた。

どこかでわだかまっていたものを、もう笑って手放せるかもしれないなと思ったり。
長くかかりすぎ（爆）
とげみたいなもので、チクチクしてたのよね。