さてさて。
国立西洋美術館には常設展示もある、
そして
「モダン・ウーマン ー フィンランド美術を彩った女性芸術家たち -」
というのもあるそうな。
フィンランド好きなんだよね。
それは感覚として漠然と「好き」であって
これこれこういう理由で、と説明もできないし
これが好き、と具体例を挙げることもできないレベル。
でも、何が気になるんだろう? とはずっと思っている。
だから「フィンランドの女性芸術家?
誰がいるかなんて全然わからない。
じゃあみてみなくっちゃ!」
という、ね(すでに次の予定は迫っていたんだけれど)
案の定、ほんっとうにごめんなさい、知らない方ばかり💦
同一色の濃淡で描かれているような絵はとても好き。
なんとなく東山魁夷が好きな理由に似ている気がする。
北欧の日々は、原色ギラギラではなく
凛とした静かな佇まいなような気がする。
空気が張っているような。
そういえば、6月にクリムト展はしごの際に立ち寄った
東京ステーションギャラリー。
そこで開催されていた「ルート・ブリュック 蝶の軌跡」。
ルート・ブリュックはフィンランドのセラミック作家だった。
作品名が「ライオンに化けたロバ」
(笑)いいネーミングだった。
釉薬の青がとてもきれいで。
たくさんの蝶の展示も圧巻だった(写真ないけど)。
そんな中でも心惹かれたのが、
〇と□と△を組み合わせて作られていた作品(写真ないけど)。
ひとつひとつは単純な形なのだけれど
集合体になるととても大きなうねりや、方向性や、意思を持つように思えた。
多くの色を持つ作品もあったけれども、ほぼ白なものもあった。
こうういう表現もあるんだなって思った。
建築にはあまり興味がないほうだけれど
東京ステーションギャラリーはおもしろかった!
そういえば、先日編んでいた「バスケット編み」も
嶋田俊之さんという、音楽家でもあり、ニッターでもある方の
北欧のニット小物のなかでも紹介されているもの。
白樺編みはスウェーデン在住の方から習った。
北欧音楽、北欧楽器といわれるニッケルハルパやカンテレも好きだ。
そんな感じで、つながっているのですね…
いやいや、いろいろ妄想している場合じゃなくって。
次の、いや、本来の目的へGo!!
心にすーっと入ってきます。詳しいですね。
ここで取り上げられなかったら知ることなく終わったのかも。
いい展覧会ばかりで、恵まれていますね~。
私も実は知りませんでした。
ただ、クリムト展を観に行くつもりで上京した知り合いが
ここに先に立ち寄って、面白すぎて長居して、
結局クリムト展は改めて、にして帰ってきた。
なんていう話を聞いて観に行きました。
新しい出会いもおもしろいものですね。
きっかけになれたのなら嬉しいです♪
都会に行けば展覧会は数多くありますけれど
そこそこ田舎在住の身としては
意識的に取りに行っている(気合い入れてがんばる!)って感じですね