数年前からお友達に紹介されていた金魚絵師・深堀さん。
なかなか実物をみる機会がないなぁと思っていたら
近くの美術館で!
How lucky I am!!
前日の東京行脚で少々疲れ気味でしたが、
会期終了が近づいているので、今日を逃したら見逃すかも!
見に行かねば!
初期の作品から順々に見ていくと
試行錯誤の過程とか、進化の過程とかがわかる。
そして、見えているものをただ写し取るように描こうとしているのではなくて
その内側はどうなっているのか
~骨格にも目を向けて、理解して、
この骨格だからこの動き、というようなところまで考えられたうえで
描かれているんだなぁということもわかる。
実際にこの金魚たちがどのように描かれているのか
横から見ることができる展示もあって
興味深かった。
二つ目の展示室では…
東日本大震災の際の、遺品
たとえば、絵の具の筆を洗うバケツのなかに、金魚、
まだ幼い、大小ならんだ、小さな片方ずつの上履きに、金魚。
親が書いたであろう、丁寧なひらがなの名前とともに。
その名前で呼ばれて、大切に育てられていたであろう子供は、もういない。
東日本大震災のあとにも、各地で災害はいくつも起きている。
被災から何年もたったのも事実。
毎年チャリティーコンサートを開催して、
福島県へわずかばかりの義援金をお送りしているけれど
それでいいのかな?
他にも助けが必要な場所、人たちがいないわけではないとも思う。
でも、深堀さんの作品をみて、
これからもできるかぎり続けていこうと個人的に誓った。
三つ目の展示室。
行商だね!
深堀さんが金魚にのめりこんでいく過程がわかるような展覧会でした。
「金魚救い」(=金魚に救われた)という言葉が印象的でした。
(写真がもっとうまく撮れたなら、とこんなに強く思ったことはなかった💦)
さて! 次!
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