空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』

2015-11-22 22:15:05 | 本の森
『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』佐々木典士 を読む。

最近話題のミニマリスト。
いったいどんな暮らしをして、どんな思考をしているんだろう。


人は5万年前のハードウエアである。
脳も身体も5万年前から進化していない。
そこに異様なまでに増えたモノも情報も過剰に詰め込めば
ぼくたちはアイコンがぐるぐるしている
あのパソコン同様にフリーズしてしまう。


うん。フリーズ、してるしてる。



瞑想・座禅・ヨガ 自分の内側に集中する

瞑想中にもついいろいろなことを考えて、
勝手に飛んでいく自分の意識を、
集中してただ呼吸することに連れ戻す。


これは、YOGAをやっていると、繰り返し教えられること。
「今ここ」
だから、考え方としては、とんでもなくかけ離れた人の思考、というわけでもない。
私にとっては、ね。

だからといって、自分自身がミニマリストになれるかとは、別問題だし
この本の中では別段、ミニマリストじゃない人を責める、的要素はなかったので安心した。
はっきり
「モノが少ない対決」をしない。
持っている人を責めない

ともあるしね。


だけれども、やっぱりどこか現代社会は、
というか、私の生活は、
モノを持ちすぎていて、
そのために使える空間が減っているんじゃないか
あそこにある、あれが、なくなったとして、
私は困るんだろうか? というものにも囲まれているんだなとも思った。
手に入れる時には「ほしい!」と思ったものが大半なはずなのに。

そう思って、また少しずつ、見極める努力を始める。




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