空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『銀色のマーメイド』

2019-04-10 21:22:33 | 本の森


『銀色のマーメイド』古内一絵 を読む。

「マカン・マラン」の原点だ、最終話を読む前に…という感想を読んで、
先に読みました。

水泳部のお話でした。

自分の泳ぎばかり考え、周囲に興味がなかった龍一。
主将で幼馴染みのタケルがいなくなったことで退部者が相次ぎ、水泳部は降格の危機に。

残った部員は「プール好き」のアニオタ&水中歩行要員のみ。
部の存続のため部員集めに奔走する龍一は、市民プールで水中を滑降するように泳ぐ“人魚”を見つける。

……

ここに、シャールさんがどうかかわってくるか。


生きづらさを感じている人っていうのは
かなりの数でいそうで。

そしてそれは、その人との距離感で感じられたり、感じられなかったり。
感じたとしても、そっとしておいてほしいのか、手を差し伸べてほしいのか、
ありのままを受けいれてほしいのか、などなどの、本人側の意思も重要で。


少なくとも、自分と違う考えを持つ人、
異なる価値観の人を
理解しようとせずに「はねつけるのみ」、という対応は
したくないなぁと思う。

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