空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

大統領の執事の涙

2015-06-19 22:17:46 | 映画の世界
映画「大統領の執事の涙」をみる。

監督:リー・ダニエルズ
出演:フォレスト・ウィテカー
   オプラ・ウィンフリー
   ジョン・キューザック
2013年 アメリカ

近年、ホワイトハウス関連の映画が目白押しな気がする。
または、人種問題や奴隷制などを取り上げた映画が。

奴隷の息子として生まれ育ったセシル。
成長してからは給仕の仕事をひたすら真面目にこなしていく。
やがて認められ、幸運な出会いが重なりホワイトハウスに勤めることになるが、
長男はそんな父親をしり目に反政府的運動にのめりこんでいく。

行き過ぎと感じられるほど現実主義な父(セシル)と
理想に燃えて、反政府的運動の活動家になっていく息子。

黒人が白人席にあえて座るシット・イン運動や、
白人専用席を無視して仲間とバスに乗り込むフリーダム・ライダーズなどといった運動に対する
白人からの反応のものすごさ。
こういう歴史を経て、初の黒人大統領誕生! がどのような意味があったのか、
それ以前にキング牧師の様々な活動とかが
改めてこういうことか、と感じられる。

とはいえ、最後の場面、いや、最初の場面・・・
なんであそこに戻っていくのか?
今一歩納得できなかった私です。

予告編を見て、もっと違う内容の映画だろうと思い込んでいたのかしら・・・。

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