『四月になれば彼女は』川村元気 を読む。
あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。
それが、永遠に続くものだと信じていた。
そんなふうに書かれていると
ベタな恋愛ものか? と思うのだけれど。
ひとめで「ウユニ塩湖だ!」とわかる装丁。
サイモンとガーファンクルの「四月になれば彼女は」を思い出しながら。
淡い色彩に彩られた
静かな物語、と感じました。
これなくしては! くらいに大切だと思ったことも
少しずつ過去になっていくのかもしれない。
だからといって、情熱を傾けたものが、無駄だったわけではないけれど。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます