空色のきもち

晴天の日も、雨の日もあるけれど、好きなものと一緒に毎日を過ごしています。

『四月になれば彼女は』

2019-01-17 22:03:33 | 本の森




『四月になれば彼女は』川村元気 を読む。

あのときのわたしには、自分よりも大切な人がいた。
それが、永遠に続くものだと信じていた。


そんなふうに書かれていると
ベタな恋愛ものか? と思うのだけれど。


ひとめで「ウユニ塩湖だ!」とわかる装丁。

サイモンとガーファンクルの「四月になれば彼女は」を思い出しながら。



淡い色彩に彩られた
静かな物語、と感じました。


これなくしては! くらいに大切だと思ったことも
少しずつ過去になっていくのかもしれない。
だからといって、情熱を傾けたものが、無駄だったわけではないけれど。

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