『インデペンデンス・デイ』原田マハ を読む。閉塞した日常、退屈な仕事、つまらない男、結婚への焦燥……。でも――。顔をあげ、風を感じてごらん、世界はやさしく豊かだ。 少しずつ毎日がんばって懸命に生きる。それがつながっていく。足元を見て歩くのもいい。躓かないためにはそれも必要だから。でもたまには顔を上げよう。風がどの方向から吹いてくるのか空はどんな色なのか。一人で過ごす時間の豊かさとは。いろんなことを . . . 本文を読む
誘われてランチへ。若かりし頃の先輩社員やら、後輩やら。久しぶりだったので、出てくる出てくる、いろんな話。そして多分、そっとききたかったのは我が家の話（笑）「どうしたの？」そりゃそうだ（笑）かいつまんでお話したところ、「なーるほど」「そりゃあ大変だったね」「だけど、いい奥さんでよかったよね。おおらかで明るくいてくれると、本当に助かる」へ？ わたしですか？おおらかで明るい、なんていう表現が自分に合うと . . . 本文を読む
手術っていうのは大変だね。事前検査＆家族への説明、手術日の付き添い、翌日の通院付き添い。両方一遍にはできないから、とまた来週手術日の付き添い、翌日の通院付き添いがある。術後は安静に！絶対に●●はするな、雑菌が入ったらこんなことになる、最悪視力が出ない場合もある。めっちゃ脅かされた。本人は院内をあちらこちらと連れまわされているけれども付き添いはひたすら「待ち」。スマホをいじっているわけにはいかないか . . . 本文を読む
リコーダーオーケストラの演奏会を聴きに行ってきました。2年ごとに定期演奏会をされていて、今回、10回目だそうです。大きな会場をほぼ満席にされて、受付や案内もスムーズ。スタッフさんもたくさんいらした印象。フライヤーもチケットもプログラムも衣装も…凝っているなぁ…勉強になります！愛好する仲間の奏でる音楽を聴くのもすごく得るものがある。雲の上のような、優れたトップレベルのかたの演奏を聴くの . . . 本文を読む
ひとりで過ごす時間も大切。自分と向き合ってはじめてわかること、聞こえてくる思いもある。この場所は、静かに過ごすためにいくところ。そこで出会った本。きっと、こういうカフェを営む人のその言葉をもとにつくった版画で、余白や行間にいろんなエピソードや想いが詰まっているのだろうと想像した。「どうぞ、読んでください」とのお言葉に甘えて。本の中のカフェと、私がいまここにいるところは、たくさん共通点があるように思 . . . 本文を読む
『ひなた弁当』山本甲士 を読む。50歳目前でリストラ。予備校生の娘の手前、リストラされたことを隠していつも通り家をでる。「うちの旦那も、仕事辞めたときは近所の手前、毎朝決まった時間に着替えて（図書館に）出勤してたわ」という話を以前聞いたので、思うものがある。どんぐりって食べられるのかな。調理師免許を持つ友人が調理して食べてたのを思い出した。アクが強くて大変みたいだけど。 . . . 本文を読む
『女神のタクト』塩田武士 を読む。恋も職も失い、傷心旅行で神戸に流れ着いた矢吹明菜、30歳。どん底状態なのに意外と前向きで、結構したたかでもある。 瀕死のオーケストラ、表舞台から姿を消した気弱な指揮者、癖の強いメンバーを束ねて、凶暴な女神の巻き返しなるか…エニグマ変奏曲のニムロッドやラフマニノフなんかを聴きながら読むとなおよいかもね。音楽モノも好きです。癖の強いメンバー。束ねるのは…難しい。イラッ . . . 本文を読む
『50歳からの楽しい楽しい「ひとり時間」』三津田富左子 を読む。いろんな生き方があるね。筆者の弟さんの言葉。「時間は少なくても、質の高い生き方をその中にちりばめていくのが大事なことだとぼくは思う。ぼくは結構時間に追われている人間なんだけれども、時間に追われるのと、精神的に追われるっていうのは、本質的に話が違うわけだから」自分の時間を楽しむ。楽しみをみつけて濃く過ごす。楽しむ時間を工面する。そんなこ . . . 本文を読む
