さて、投稿ネタに四苦八苦の挙句、苦し紛れの4コマ漫画で間を繋いでいる昨今、今回の「骨折」ネタはある意味、運営上は慈雨としてポジティブに捉えております。
というように、須らく物事をプラスに捉えるか、マイナスとして考えるかで、初めは小さな角度であっても年月を重ねるとその弧はプラスにもマイナスにも次第に大きくなっていくのでしょうね。
フランスの小説家アルベール・カミュ、(そう「異邦人」や「シーシュポスの神話」などが有名です)は「人生とは、あなたの選択の総和である」という言葉を遺しています。
当たり前ですが、偉大な才能を持った人物の言葉だと響きが違いますよね。
私、8年ほど前に太っていなければボクシングを始めなかったと思っています。
太っていても近所にジムがなければ通うこともなかったでしょう。
大してボクシングに興味がなかった私も「痩せなければまずいことになる!」との危機感にジムを覗くことを「選択」し、ボクシングを始めることを「選択」し、続けることを「選択」し、皆さんと大忘年会を楽しむこと「選択」し、その「総和」で心身ともに充実した週末を送れているのです。
「骨折」もスパーリングすることを「選択」し、うっかり左を出したことも恐らく「選択」したことですので、怪我とはいえ、不自由な生活も是受け入れて「楽しい総和」になるようにと思っています。
ちなみにこのアルベール・カミュですが1957年史上二番目の若さでノーベル文学賞を受賞しましたが、1960年交通事故により急死しています。
これも日々綿々と「選択」していった結果なのでしょうか?