骨折ついでに骨のお話。
英語で骨はbone(ボネとローマ字読みできますね)、背骨はback boneですね。
でも、私たちがこの言葉を使う時は転じて、「思想・信条などの背景にあり、それを成り立せている考え方。精神的支柱。」という意味を持ちます。
それでは私の「精神的支柱」を考えてみた時、ひとつに生まれ育った故郷であったり、感銘した書籍であったり、積んできた経験であったり、音楽活動だったり、また家族であったりと様々です。
そして、加えてここ2年程、ボクシングがかなり太い「精神的支柱」になっていると感じるのです。
ネガティブに言えば「仕事が辛く、つまらなく厳しくても、オレにはジムメイトやボクシングがある。」、
ポジティブに言えば「より強く上手くなりたい。そのために頑張ろう!」という意志を持つようになってきたと。
そういえば以前、前勤務先の元上司と飲んだとき「昔より笑うようになったね。」と言われました。
「そうなのかなあ・・・。昔も笑っていたけれど、作り笑いが多かったのかも・・・。心から笑うような場所も場面もなかったかもしれないなあ・・。」としばし振り返りました。
そう、もしも私が昔より屈託なく笑うことができてるのであれば、それは本当にジムメイトや師匠たちのお陰だと感謝してやみません。
恐らくそれが「精神的支柱」の一本になっているのだと思います。
笑うこと・・・
それはボクシングを通じて、ひょっとすると、気持ちが若返っているからかもしれませんね。
ほら、この若いジムメイトふたり、本当に楽しそうだもん。
若者は訳もなく笑う。それが若者の最大の魅力のひとつである。(オスカー・ワイルド)
ジムメイトと共に気持ちは若者でありたいと心がけ、引き続き練習に励みたいと思います。