あ、こういう事ってあるんだなぁって、小さく驚いてしまったお話。
場所がどこであれエレベーターに乗る時、例えば乗ってくる人のために既に乗っていてボタンに近い人は『開く』ボタンを押して待っていてくれたりします。乗り込んだ人はありがとうございますと言うか、会釈したりするのが普通です。
降りる時もそうで、ボタンに一番近い人は自分が真っ先に降りることなく『開く』ボタンを押して自分が1番最後に降りたりします。当然先に降りる人は謝意を表します。
というか、それしか見たことありませんし、自分もそうしたりそうされたりします。
これって普通じゃないかと思ってたんです。
ところが本日、あるビルでエレベーターに乗り込むときにマスクで顔を半分隠しても素材があまり良くなさそうな女性がふたり乗り込んで来ました。私は『開く』ボタン押して2人が乗り込んだのちに『閉じる』を押しました。
挨拶なんにもなし!
無視するようにマスクで顔を半分隠しても素材の良さが全くないふたりはコロナ禍にありながら無神経にも喋り続けます。
そして降りる時も同じ。『開く』ボタンを押して2人を先に通しますが、挨拶も全くなし!マスクで顔を半分隠しても素材の悪さが明らかなふたりは何もなかったように去って行きました。
私、もうすぐ定年を迎えるくらい生きていますがこんなことは初めての経験でした。
いやいや、別にお礼を言って欲しいとかじゃなくて、皆普通にやっていることですし、お互い一言お礼を言ったり言われたりしてれば悪い気はしないものだと思っていたので、軽くびっくりしたのでした。
誰にでもできる小さな小さな思いやりだと思っていましたし、ジムのエレベーターで同じビルにある学習塾に通う小学生とも当たり前ににやっていたことでしたので、少し残念なのでした。
いつかマスクを外した素顔をみたいもんだと思ったりしてね。
私、器が小さいんですよ。