どこかで見た風景

少し古いニュースなのですが、新幹線十和田七戸駅前にイオンSCが出店計画を発表しています。
経済情勢の悪いなか、民間企業が出店をしてくれなければ駅前の開発ができないという事情は分かります。
しかしここ十数年の間、民間SCの出店は青森県内でも相次ぎましたが、利益の上がらない店舗の閉鎖もまた相次いでいます。
SC撤退後は逃げ場所を持たない地元商店だけが残り、惨憺たる状況に陥っています。
それを間近に見てきているのになぜまた同じことをするのでしょうか。

イオンは全国で店舗展開しており、青森の魅力を堪能しに訪れた観光客が駅を降りて最初に目にするものが自分の町にもあるSCだとしたら。
利便性と魅力は両立するのでしょうか。
当然ながら利益が上がらなければ撤退の可能性もあります。
その後どうするのかまで考えた戦略が必要だと思います。

JUSCO店舗情報
イオン、七戸十和田駅近くに出店計画（2009/10/03）デーリー東北新聞社