毎日幸せに in青森

ヒトはどんなときに幸せを感じるのか?
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幸せです、と言ってみようよ

2010-01-16 | 人間心理
人間はいつか死ぬ。
これは不確実な未来の話の中で100%確実な話です。
不確実なのは「それが何時なのか」ということだけで、誰にでも平等に訪れる未来です。

長寿はいつの時代でも人間の願いでしたが、逆に長寿なら幸せなのかという問いを立ててみると、そうではないと気付きます。
とりあえず死ぬのが怖いから少しでも先に延ばしたい、という感覚に近いのかもしれませんが、どう生きて何をしたのか、幸せに生きたのか、という大切な観点は抜け落ちています。

幸せであるために必要な物は、物理的な物や条件とは違うはずです。
金、権力、愛、などなど具体的な何かがあれば幸せ、という考え方には自分という主体のはっきりとした意思は抜けていて、世間一般の意見に振り回されていると感じます。
幸せは「幸せだ」と感じる心の動きであって、何かを手にしてもしなくても、幸せだと感じる感じないは人それぞれのはず。
周りを見て自分のモノサシを決めたのでは、自分というものの主体性はなくなってしまいます。


上には上がいくらでもあり、下には下が。
自分の立ち位置がどこであれ、幸せは相対的な感覚ではなく、絶対的なものだと思います。