輝きで例のプリンス&ハイドロゲンコラボのクローム100に
負けてないラケットをということで、今回超久しぶりに
ダンロップバイオミメティック400ツアーを使ってみました。
なんか最近使ったラケットの中でも圧倒的に良かった気が。
使ってみた感触はちょっとヘッドのインスティンクトMPに
似ていて弾道が上がりすぎないのでフラット系のショットに
適性が高く、何よりボールの抜けの良さと伸びをとても感じ
ました。確かにボール離れは少し早いのですが、その代わり
決定力がとても高く、ベースラインの後ろからでもエースを
狙える上に、相手に攻められても一発のカウンターで形勢を
逆転しポイントを取りにいき易かったり。
フェイスは100インチですがどちらかというと形状が縦長で
スピンよりもフラット系のショットのまとまりが良かったです。
フレーム厚が最大24mmからかパワー過多ではないので
ボールのすっぽ抜けなども殆どありませんでした。
BM400ツアーに搭載されているバイオミメティック技術の
一つのエアロスキン(鮫の表皮構造がヒント)で空気抵抗が減少
しているのか、98インチクラスのラケットのスイングに近い
ヘッドスピードが出ていた気がします。
というかもしかしてこれって今のCXやFXシリーズにも搭載
した方がいいんじゃ?などとまで思ってしまいました。
振動もバイオファイバー技術(麻の構造をヒントに開発)の
おかげなのか弾く系のフレームなのに全く硬い感触は感じ
ませんでした。なんかこれなら現在のFXシリーズの方が
はっきりと硬いような感触のような。
晴れの日があれば雨の日も。
という事で今回のBM400ツアーはストロークに
関してはここ最近使ったラケット中でもトップ
クラスの無双感があったのは確かなのですが
ボレー、そしてサーブに関しては、実はそこまで
ではなかったようにも感じました。
ボールの弾きが良いのはストロークではとても良い
感触を生んでいたのですが、その分ボレーでは
コントロール性に難を感じ、もう少しボールを持って
くれる方が好みでしたし、サーブでも特に2ndの
時もう少し引っ掛かりが欲しいなぁと。
特に今回サーブがなかなか収まってくれず、サーブ
に関しては結構じゃじゃ馬な感じがしました。
ただこの辺はガットをハイパーGあたりに張り替える
と改善できそうな気もします。
ただボールの直進性が少し落ちフラット系ストローク
の威力もちょっと落ちてしまうかもですが。
ただ現状の自分の技術だとトータルバランスで考えると
この方が安定しそうなので、そのうち試してみようと
思います。色味的にもまとまりが良くなりそうですし。
流石にキラキラ具合ではクローム100に及ばなかったですが
実性能では現在のラケットに勝るとも劣らない感触だった
BM400ツアーはこれからも大事に使っていこうと思います。
というかこんなに良い感じなら予備でもう一本手に入れて
おいた方が良いかもしれません。
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