今日は、以前から園でお預りしていた鮭の稚魚を五行川に放しに行きました。毎日水槽に顔を近づけ、「少し大きくなったかな」と、話をしたり、稚魚があっちに行ったり、こっちに行ったりする様子を興味深そうに見ていた子ども達でしたが、お別れの時となっしまいました。こんなかわいらしい魚が海に向かい、また生まれた川に戻ってくるとは、自然の神秘ですね。
子ども達は、その事をどのくらい理解しているのかと思い、尋ねてみると、年長組の女の子は、「川のにおいがわかって帰ってくるんだって」という声が返ってきました。さすが、年長さんですね。年中組の子に「お家の人が行かなくてもみんなは、一人で海までいけるかな?」と聞いてみると、「むりー」「ママと一緒に手をつないで行かないとむりー」と言う子もいました。そうですよね。私達の感覚からすると信じられない事ですよね。子ども達は、放流した後の川に向かって「バイバーイ!」「がんばってねー」と手を振っていました。これから3~6年後、五行川に帰ってきてほしいと願いつつ、子ども達は、その頃は小学生になっているんだなぁとしみじみしてしまいました。きれいな五行川でいられますように…(KH)