天気予報では1月中旬の寒さというくらい、突然に冬を思わせる日でしたが、「えぃ、やっ!」と縮こまる体をぐんとのばして、五行川へ散歩に出かけました。というのも、いよいよ鮭が五行川に帰ってきたからです。
自分が産まれた川を目指し、川を上ってくる鮭の姿は、何か勇気づけられますね。子ども達も、その姿を見て、「がんばれ、がんばれ」と応援しました。一匹、一匹の背びれがひらひらと動くのが見えるたびに、「がんばれー!」の掛け声をかけていましたね。上流を目指しては、流されてしまう鮭もいました。しかし、子ども達の声は、きっと届いていたと信じたいです。川沿いを歩き、水の音を聞いたり、民家にある柿の木を見つけては、「柿がなってるよ」と発見をしたり、ぎんなんの実も見たりしました。帰り道には、どんぐりを拾って、大切に持ち帰る子の姿もありました。みんなで歩くと、たくさんの発見もできて、楽しかったですね。(KH)