先日「テレワーク」に関してこの言葉が判りにくい旨を書き込みましたが、知人から「リモートワーク」という表現もあるよとの指摘もあり、「テレワーク」と違いがあるのかなど少し調べて見ました。
「WORKERS STYLE」というホームページ(https://teleworkers.style/knowhow/55)に判り易く解説されていましたので、ここから抜粋させて頂くと、
◆テレワーク:telework
・「tele = 離れた所」と「work = 働く」の二つの言葉を組み合わせた造語ですので、「離れたところで働く」という意味になります。
・「テレワーク」という言葉の生まれた背景は、1970年代まで遡ります
当時、アメリカ・ロサンゼルスでは自動車による大気汚染が大きな問題となっており、二度に渡る石油危機も起こったことから、これらの問題解消を目的として、自宅にいながら仕事をするスタイルとして導入されたと言われています。
・日本では、1984年に日本電気(NEC)により吉祥寺にサテライトオフィスが作られ、これが日本で初めて「テレワーク」が導入されたと事例とされています。
当時、日本電気(NEC)の本社は東京都 港区六本木にありましたが、結婚や出産を機に女性が退職してしまうことが多く、この状況に歯止めをかけるために郊外にサテライトオフィスを設けました。
1984年というのは、まさに日本においてインターネットが始まった年です
・その後、21世紀に入ると女性の雇用機会のためだけでなく、将来的に日本が少子高齢化になることが危惧され、多くの人が働くことができるよう、在宅でも仕事のできるテレワークが広がっていきました。
このように、「テレワーク」とは「出社の負担を減らすことが目的の働き方」と言えるでしょう
◆リモートワーク:remotework
・「remote=遠隔・遠い」、「work=働く」の二つが合わさってできた造語です。「遠くで働く」となることから、言葉の意味は「テレワーク」とほとんど同じと言えます。
また、この言葉が使われるようになってから日も浅く、語源や定義も明確になっていません
・「リモートワーク」の特徴を強いて挙げるとすると、「チームで働くという意味合いが強い」ということでしょうか。
「リモートワーク」とは、ITエンジニアやWebデザイナーなどのスキルを持った人が、ITツールやインターネットを使ってオフィス以外の場所で仕事をする働き方を指す場合が多く、このような業界の仕事は、一つのシステムを作り上げるためにさまざまなスキルが必要となります。
そこで、それぞれ専門のスキルを持った人たちがチームを組んでプロジェクトを作り、仕事を進めていきます。
しかし、チームメンバーが同じ場所にいる必要はなく、他のメンバーとコミュニケーションを取る際にもチャットツールやSNSなどで連絡を取り合うことが可能で、離れた場所にいても仕事を進めることができるのです。
このように、一人が複数のプロジェクトに所属をする働き方では、さまざまな人とチームを組む可能性があり、場所、時間、雇用形態の制約を受けにくい働き方が実現できます。
◆テレワーク/リモートワークでは、オンライン会議ツールや社内SNSツールを中心に、社内のコミュニケーションをオンライン上で円滑に行うためのITツールが活用されています。
ZOOMやGoogleMeetなど多くのオンライン会議サービスがありますが、業務内容、費用、セキュリティ、既存のシステムとの親和性など要素をもとに検討が必要になります。
社内のコミュニケーションだけではなく、社外の人とのアポイントもオンライン化が進み、オンラインセミナーやオンライン面接もトレンドになってきました
「テレワーク」・「リモートワーク」を取り入れることで、場所、時間、雇用形態の制約を受けない働き方ができるようになりました。
それと同時に、育児や介護を抱える人材や海外人材といった今まで場所、時間、雇用形態の制約のために採用ができなかった人材を企業は自社にむかえ入れることが可能になりました。
また、出社が義務付けられていることにより時短で働かざるを得なかった人材も、出社とテレワーク・リモートワークを組み合わせることで、フルタイムで働くこともできるようになりました。
さらに、1社だけで働くのではなく、副業・複業を行い、2社以上で働くことも可能になり、1社では経験することができなかったスキル・実績を得ることができるなど、キャリアプランの選択肢の幅も広がりました。
以上、新型コロナウィルス感染症を機に新しい働き方が急速に拡大する動きを見せていますが、これが可能な分野では今迄活用できていなかった人材も、有効に活用できるシステムであり、人口減少の折からも是非とも取り入れて行くべきではないでしょうか。(まさ)
「WORKERS STYLE」というホームページ(https://teleworkers.style/knowhow/55)に判り易く解説されていましたので、ここから抜粋させて頂くと、
◆テレワーク:telework
・「tele = 離れた所」と「work = 働く」の二つの言葉を組み合わせた造語ですので、「離れたところで働く」という意味になります。
・「テレワーク」という言葉の生まれた背景は、1970年代まで遡ります
当時、アメリカ・ロサンゼルスでは自動車による大気汚染が大きな問題となっており、二度に渡る石油危機も起こったことから、これらの問題解消を目的として、自宅にいながら仕事をするスタイルとして導入されたと言われています。
・日本では、1984年に日本電気(NEC)により吉祥寺にサテライトオフィスが作られ、これが日本で初めて「テレワーク」が導入されたと事例とされています。
当時、日本電気(NEC)の本社は東京都 港区六本木にありましたが、結婚や出産を機に女性が退職してしまうことが多く、この状況に歯止めをかけるために郊外にサテライトオフィスを設けました。
1984年というのは、まさに日本においてインターネットが始まった年です
・その後、21世紀に入ると女性の雇用機会のためだけでなく、将来的に日本が少子高齢化になることが危惧され、多くの人が働くことができるよう、在宅でも仕事のできるテレワークが広がっていきました。
このように、「テレワーク」とは「出社の負担を減らすことが目的の働き方」と言えるでしょう
◆リモートワーク:remotework
・「remote=遠隔・遠い」、「work=働く」の二つが合わさってできた造語です。「遠くで働く」となることから、言葉の意味は「テレワーク」とほとんど同じと言えます。
また、この言葉が使われるようになってから日も浅く、語源や定義も明確になっていません
・「リモートワーク」の特徴を強いて挙げるとすると、「チームで働くという意味合いが強い」ということでしょうか。
「リモートワーク」とは、ITエンジニアやWebデザイナーなどのスキルを持った人が、ITツールやインターネットを使ってオフィス以外の場所で仕事をする働き方を指す場合が多く、このような業界の仕事は、一つのシステムを作り上げるためにさまざまなスキルが必要となります。
そこで、それぞれ専門のスキルを持った人たちがチームを組んでプロジェクトを作り、仕事を進めていきます。
しかし、チームメンバーが同じ場所にいる必要はなく、他のメンバーとコミュニケーションを取る際にもチャットツールやSNSなどで連絡を取り合うことが可能で、離れた場所にいても仕事を進めることができるのです。
このように、一人が複数のプロジェクトに所属をする働き方では、さまざまな人とチームを組む可能性があり、場所、時間、雇用形態の制約を受けにくい働き方が実現できます。
◆テレワーク/リモートワークでは、オンライン会議ツールや社内SNSツールを中心に、社内のコミュニケーションをオンライン上で円滑に行うためのITツールが活用されています。
ZOOMやGoogleMeetなど多くのオンライン会議サービスがありますが、業務内容、費用、セキュリティ、既存のシステムとの親和性など要素をもとに検討が必要になります。
社内のコミュニケーションだけではなく、社外の人とのアポイントもオンライン化が進み、オンラインセミナーやオンライン面接もトレンドになってきました
「テレワーク」・「リモートワーク」を取り入れることで、場所、時間、雇用形態の制約を受けない働き方ができるようになりました。
それと同時に、育児や介護を抱える人材や海外人材といった今まで場所、時間、雇用形態の制約のために採用ができなかった人材を企業は自社にむかえ入れることが可能になりました。
また、出社が義務付けられていることにより時短で働かざるを得なかった人材も、出社とテレワーク・リモートワークを組み合わせることで、フルタイムで働くこともできるようになりました。
さらに、1社だけで働くのではなく、副業・複業を行い、2社以上で働くことも可能になり、1社では経験することができなかったスキル・実績を得ることができるなど、キャリアプランの選択肢の幅も広がりました。
以上、新型コロナウィルス感染症を機に新しい働き方が急速に拡大する動きを見せていますが、これが可能な分野では今迄活用できていなかった人材も、有効に活用できるシステムであり、人口減少の折からも是非とも取り入れて行くべきではないでしょうか。(まさ)