白鳳伽藍を楽しんだ後は、向かい側にある玄奘三蔵伽藍へ。
ここは、629年にインドに向かい、巡礼や仏教研究を行って645年に経典657部や仏像などを持ち帰った唐代の中国の訳経僧であるとともに、法相宗の開祖となった玄奘(げんじょう、602~664年)の遺徳を顕彰するために1991年に建立された新しい伽藍です。
立派な玄奘塔と、その奥に大唐西域画殿があり、画殿には平山郁夫画伯の大壁画がありました。
薬師寺を終えてから、近鉄西の京駅の西側にあり、大和の伝統を受け継いだ匠さんたちが集まっているといわれる「がんこ一徹長屋」を訪ねましたが、残念ながらお昼時間の為か全部閉まっていて、覗くことが出来ませんでした。
お腹も減ってくるし、何処か近くで昼食をと思ったものの、食堂などが開いておらず、止む無くバスで近鉄奈良駅に向かい、簡単な昼食後に帰阪しました。
本当に久しぶりの電車利用の外出でしたが、映画で予告編を見るとその映画を見たくなるのと同じように、またあちこちに出かけたくなりました。(まさ)
玄奘三蔵伽藍への門
入ってすぐにベニコブシが目につく
同上
同上
玄奘三蔵院
同上
玄奘堂
大唐西域壁画(平山郁夫)
北東から見た玄奘三蔵伽藍
がんこ一徹長屋
同上