昨日神戸に住む妹から自家製のイカナゴの釘煮が到着。
毎年、近くに住む従姉妹などと一緒に作っており、私の方にもお裾分けが来ます。
関西のジョークとして、“大阪ではどの家にもタコ焼き機があり、神戸ではどの家でも3月にはイカナゴを炊く”と言われますが、いつの頃からかイカナゴの釘煮作りは神戸に定着した春の風物詩となっています。
近年はイカナゴが不漁で高騰したり、釘煮作りには多くの時間を要すると共に、家中に魚や醤油の匂いがこもるなどの苦労がありますが、妹は今年も何とか作ってくれました。
お陰で、この時期ならではの、春の味を楽しませていただき、お酒が一杯増えました。
この釘煮でビックリしたのが、郵便局の対応でした。
妹はユウパックで送ってくれたのですが、何と箱に郵便局の「春の味覚 いかなごの釘煮佃煮」と書いた桜の花の絵が入った綺麗なシールが貼られていたことです。
郵便局の地域密着への苦労のほどが判りました。
また一昨日は、天満市場迄足を延ばしましたが、この時期の好物のイカナゴ新子の釜揚げと共に、珍しい小さなホタテ貝が手に入りましたので、イカナゴの釜揚げはオリーブオイルでしっかりと炒めてポン酢で頂き、ホタテ貝はバター炒めで頂きました。
ここの所、食卓は春の海の幸で、幸せ一杯です。(まさ)
妹から届いたイカナゴの釘煮。 今年はイカナゴの成長が良いようで少し大きいです。
小包の箱に貼ってあった郵便局のシール
小さなホタテ貝。 直径5㎝程でした。
イカナゴ新子のオリーブオイル炒めと、ホタテ貝のバター炒め