ジミー・ペイジ

小林克也の「ベストヒットＵＳＡ」という番組で
ジミー・ペイジへのインタビューがあった

ゴールドのロングだった髪は、シルバーのセミロングになっていたが
相変わらずフワフワしていた
でも、てっぺんがかなり薄くなり
そのちょっと気むずかしそうな初老の男性が、以前よりずいぶん小柄に見えたのは
トゥもヒールも高いあの頃の靴を履いていなかったからだろう

中学生のとき、好きだった外国のグループはクィーンやシカゴ、
レッドツェッペリンやディープパープルもよく聴いた
当時栄の中日ビルには、１階の久屋大通に面したところに
オーレックス・スタジオがあった
スタジオというより、東芝が誇る音響ブランド、オーレックスの展示場で
そこに並ぶ最新のオーディオ機器で持参したＬＰを聞くことができた
上等な革のゆったりソファでだ

本当は、マニアの大人たちが利用すべきサービスだったのだろうが
中学生でもいやがらずに利用させてくれた
そこへクラスメイトから借りたレッドツェッペリンを持って行って聴いた

あの頃のジミー・ペイジと今夜見たジミー・ペイジは
私の中では、やっぱり別人だ