元武装解除屋のはなし

今日は東京外語大大学院教授 伊勢崎賢治さんの話を聴いた
アフガニスタンで軍閥グループの武装解除を完了させた、当時の日本政府の特別代表である
この場合の武装解除とは、アメリカがタリバン政権を倒した後、
内部争いを始めた９つの軍閥（武装グループ）を粛正・鎮圧することをいう
伊勢崎さんらはこの事業を、日本のＯＤＡ予算（私たちの税金）１００億円を使い、
２年を費やして完了させた

現地で働いてきた人の話はやっぱり迫力がある
彼の視点は世界の中の日本の位置をかなり正確に捉えていると思う

あと彼は、日本で国際貢献を目的とするＮＧＯ活動が発展しない理由も述べていた
日本人や日本企業は、そもそも平和は「タダ」だと思っているので
平和維持にお金を出すという習慣がない
心ある欧米人は収入の１０％をさまざまな社会支援やＮＧＯ活動に支出するのだそうだ
日本人はどうだろうか・・

夜は娘の高校のＰＴＡのお母様方と、文化祭お手伝いのご苦労さん会
寄り道はせずに帰宅