１ヶ月の入院費無料

我が国のことではない。イラクのこと
医薬品が不足していたり、設備が古かったり、システムが機能していなかったり
いろいろあっても、基本的に
治療費と１ヶ月の入院費は無料
ズタズタとはいえ、さすが産油国は違うね

お金を支払ってでも特殊な治療が受けたい人は個人クリニックに掛かる
多くのドクターたちは午前中公立の総合病院などに勤め、
午後自分のクリニックで診療に当たる

それでぇ、彼らに理解できない日本の医療システムがある
生協系の病院といわれるような「市民の手でつくる病院」

人気者！？

バレンタインデーが土曜日だったので、義理チョコ派の方は余分な出費が少なくて
よかったのではないか・・などと思っていたら
娘が５０ケ以上のお菓子を下げて帰ってきた
すべて学校で友人・後輩から貰った物だという
ほとんどが手作りのブラウニー・パウンドケーキ・ムース・クッキー・マカロン
どれも可愛い小さな袋に入っている

女子高校生の間では、お友達との交換が主流のようだが
娘は小学生のときから続けてきたバレンタインのお菓子作りを今年止めた
というよりお小遣いを使ってしまい、材料が買えないのだ
無塩バター・卵・ドライフルーツ・パッケージも要るし
それに部活動が忙しく制作時間がままならない
「ホワイトデーにつくろ！」だってさ

おばさんはお零れでカロリーオーバー必至

やっと「歓迎会」

アミーラさんとマフムードさんの歓迎会
高岳の「カサブランカ」にて
パキスタン料理のカシミールよりはモロッコ料理のカサブランカのほうが
イラク料理に近いと思う
鶏・羊・牛とたっぷりの野菜
煮込み料理は蜂蜜たっぷり「甘い」鍋と
トマトベースで生レモンも一緒に煮込んだスパイシーな鍋

モロッコ料理は大別すると地中海料理なのだそう
地中海北岸と南岸では料理も文化も全く違うと思うのだが

ラッコ

釧路に現れたラッコに「くう」ちゃんという名が付いたそうな
ラッコのエピソードをひとつ
まだ東北新幹線が開通して間もない頃
東京出張のついでに仙台の友人を訪ねることにして、上野駅から「あおば」に乗った
たまたま隣の席に坐った初老の紳士と仙台までの２時間を過ごすこととなり
その紳士のはなし　彼は郷土史研究家のようだった

明治から大正のころ、塩竈など東北の太平洋沿岸では「ラッコ漁」うん？「ラッコ猟」が
行われていて、その毛皮が高値で取引された
極寒の海へ、とても危険な狩りだ　密漁も横行していたらしい

ラッコは水族館で見るだけ、アラスカあたりの生き物だと思っていたので
日本でラッコ猟が行われていたなんて驚いた

最近になって、戊辰戦争時のご先祖様が乗っていた「丁卯鑑」のその後を追った文書の中
にやはり東北のラッコ猟の記述を見つけ、あの紳士の話を思い出した
そしたら今週は「くうちゃん」　そりゃぁ釧路に来ても不思議はないさ

シュー・ホーン

靴べらのこと
シュー・ホーン（ｓｈｏｅ・ｈｏｅｎ）っていうんだって
知らなかった

長年使っていた黒檀の靴べらが折れたので・・・
これがいざ買おうと思うと、どこへ買いに行く？
靴屋　デパート　インテリアショップ　やっぱりハンズ
８００円から２万円程度まで、選べる程度の種類はあるが
豊富というほどの品揃えではなかった

長いものより紳士の携帯用、小道具としてのシュー・ホーンが
デザインも機能？もたのしい

ｈｏｅｎは「角」「岬」「突端」

新・名古屋入管

先月申請した３月来日予定の医師らの在留資格が認められたので
入管へ受け取りに行った
待っていれば書留で送られてくるが、１日も早く受領し次の手続きに入りたかった

さて、丸の内にあった名古屋入国管理局分室は、「分室」を解かれて
新築された入国管理局に併合された
新しい入管は、港区　名古屋競馬場の近くで、最寄り駅は「あおなみ線」名古屋競馬場駅ちょっと不便なので車で。

広くてきれい・・当然かぁ・・中にローソンがありこれは便利
相変わらずブラジル人が多い

いつも思うのだけど・・「再入国」カウンター
外見も言葉も日本人と同じ在日の近隣諸国の方々
でも、海外に出るとときは、事前に日本に戻るための再入国許可を得ておく必要がある
面倒だろうなぁ

それと、入管のカウンターの職員さんたちって、何を聞かれても何を説明するときも
すべて日本語で通す
ぜったいに外国語を喋らない
「ここに書いて！」「ここに印紙貼って」「印紙はあっちで買ってね」
日本語しか喋らないということになっているのだろうけど・・

ｎｏｎ・ｎｏ に

あのｎｏｎ・ｎｏに「裁判所へ行こう」という特集が組まれていた
ノンノモデル２人が裁判所で刑事事件の公判を傍聴するという設定で漫画
２人が裁判所の入り口に到着し、傍聴する裁判開始時刻まで庁内喫茶店でお茶をする
細かい行動から記されていた
完全に裁判員制度のコマーシャル記事だった

特集の最終ページに「もし裁判員になったら」素朴な疑問
コーナーがあって、最後の疑問は
他のイケメン裁判員に惚れてしまったら、住所や名前を聞いてもいいか？
回答は、お互いの了解があれば、聞いてもいい　とのことだった

写真は、話題の「お花畑牧場」の生キャラメル、ホワイト
口に入れると数秒で溶ける
１箱８５０円？　だとすると　１粒○○円
誰かが言った「森永キャラメルならいくつ分？　おいしくて当然！」って

３．１５ 抵抗する勇気「日米交流ツアー・名古屋」

戦争を続ける国アメリカの若者や母親を描いた映画「アメリカばんざい」に登場した
若者２人がやってくる
３／１２から日本各地で講演会と交流会

名古屋は　３／１５　１３時３０分より　名古屋YWCAビッグスペースにて　８００円
午前中に「アメリカばんざい」も上映

やってくるのは、ジェフ・パターソンさんとディアナ・ロペスさん
ジェフさんは、沖縄のキャンプ・ハンセンに駐留した元海兵隊員。
湾岸戦争への派遣を拒否し２ヶ月間牢屋に入る
ディアナさんは、テキサス州サンアントニオ在住。２０才。
サンアントニオはケリー空軍基地の町。基地からの汚染は周辺住民にガンや異常出産の
被害をもたらしている。彼女は空軍基地の深刻な基地被害と闘っている

今夜はその実行委員会があった
フライヤーもできあがったし、さて次は・・・と

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12/26　にご紹介したJIM-NETの「限りなき義理の愛大作戦」チョコレートが
今朝のＮＨＫＴＶ全国放送で取り上げられた
パッケージの絵を描いた義足のイラクの少女も登場した
バグダッドの医師が増え続ける小児ガンについてコメントしていた

六花亭のアーモンドチョコレートが５粒入って５００円
そのうち４００円が子ども達への支援に使われる

スッキリ！

５年のもやもやが解けた
イラク風レモンティの作り方である
２００４年の１月に来日したＤｒ．アサードが作ってくれた
乾燥レモンと紅茶をぐつぐつ煮出すと、このティはできあがった
でもアサードは、「お母さんの、見よう見まねだから・・」と言っていた

その後次々やってきたイラク人によって、もやもやはどんどんふくれあがった
乾燥レモンは丸のまま使うのか砕くのか
紅茶はどれくらいをどのタイミングで入れるのか
水から入れるのか沸騰してから入れるのか
やって来た人たち、男性がほとんどだったこともあり、正解を教えてくれる人がいなかったのだ

今夜、ナースのアミーラさんが、正解を実演して見せてくれた
私が名古屋で手に入れたイラン産のドライレモンを持参したら
「Ｏｈ！　ローミ・バスラ」（バスラのライム）と言いながら・・
とっても、とっても、とってもおいしいレモネードができあがった

乾燥レモンは包丁の背で割って、水から煮出す
紅茶は渋みが出るので、入れても入れなくてもよい
結局、「煮出したレモン湯が紅茶色に仕上がる」ということだった
こんなにおいしいレモネードをいただいたのは初めて！

アミーラさんがイラクで焼いて持ってきたクッキーも一緒に
ごちそうさまでした

写真はクッキー。中にナツメヤシの実やスパイスが入っている

山口県人会新年会

昨秋全国県人会祭りにて入会することになった山口県人会の新年会に参加した
ミニ講演と懇親会
ミニ講演は会員さんによる「宇宙よもやま話」
三菱重工・航空機でＨ２ロケットの開発に携わった方のお話
Ｈ２－Ａで打ち上げたさまざまな人工衛星、開発中のＨ２－Ｂ、日本の宇宙ステーション
歴代日本の宇宙飛行士を「くん」で呼ぶ方だった

お話の後半で、東京湾というより東京の宇宙写真が公開された
「東京湾は見違えるほどきれいになりました。世界屈指の美しい入り江です」
厳しい排水管理による環境改善の賜物だった
次に揚子江河口の写真
「以前の東京湾よりひどい。中国は五江の河口すべてがこうです。環境の改善には莫大な予算が必要です。」
たしかに、写真に「青い海はなかった」

ブラジルの焼き畑の写真もあった
何筋もの煙が平行にたなびいていた
煙は画面に幾本も縦筋を描いており、かなり広範囲にその影響が出ていることを物語っていた