まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

アンコウの雄…続きの話

2014年09月19日 | 日記
朝夕が冷え込む季節。
長男が仕事がすむとイカ釣りに出かけている。
今年は遅いなぁ…といいつつも必ず釣果があり、お刺身(あまし・うまし) げそのから揚げ。かき揚げ。
{真正の地物ねた}で美味しくいただいている。

そろそろお鍋の季節かな。アンコウ鍋は大好物。
フグは食いたし・命は惜ししではなくて高価で手に入らない。
アンコウに関しては深海魚で鍋料理にはかかせないと云う知識しかなかった。
所が、友人達がなにげに口にする…メタファーとしてのアンコウの雄。
気になる。彼女たちが恣意的にもしくは意図的に言わんとしている事は何か。
☆無知であった。

★雄は性的に成熟すると口がペンチのような形に変形します。
広大かつ暗黒の深海の中でひたすら雌を探しまわります。
アンコウの不思議な生態(生殖) というページを読んだ。
(ビワアンコウ)雌は2メートル。比べて雄は15センチ。
えぇっ。
真っ暗な深海の中で、メスを探し当てる。
オスは鋭い嗅覚によって、メスのフェロモンを感じることができるようです。
オスは同じ仲間のメスと判ると体に噛みつきます。えぇっ。
これはチョウチンアンコウ。

深海において、雄と雌がたまたま出会う確率は著しく低いだろう。きっと。
出会ったときに互いが繁殖期とは限らない。
深海では、チョウチンアンコウの餌は決して多くない筈。
    
雄と雌が出会ったとき融合してしまうのが合理的だが…
いくら合理的だからって…自然界の事だし…深海も深海よ。
しかも融合と言っても、完全にオスが取り込まれてますよねぇ…。
もの悲しい出会い。切ないよ。切なすぎる。

融合が進むと、雄は心臓も脳みそも無くなり、自我は崩壊し、雌の血管から栄養を供給されるただの精巣袋と化す。
わぁぉ…。オカルト・ホラーの世界。幽界からの訪問者。惑星からの侵入者Xの類。

精巣は完全に雌のコントロール下におかれ,雌の産卵時…
最も都合の良いタイミングで放精させられるようになっています。
えぇ。

☆友人達がいいたいのは、存在の耐えられない軽さ(自分)の傍。
もひとつ耐えられない軽さまで引きずるな。
愚痴をいうな。支配されるな。そんな閑はない。
という事なんだろうと思いつつ。

アンコウも種類が多い。
すべての雄がということではない。

基本、市場に出ているのは雌だということで…大きさでいうと雌しかいない事になります。
おいしいよね。

ありがとう。あんこう。






コメント
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