最近の音楽環境は、変わってきていますよね。
mp3で、手軽に持ち運んで聴けるようになっている為、いい音で聴くことを、経験した人が少ない為か。
録音機器は、安くでいい音が録れるようになっていますが。
CDにするのに、上と下の周波数をカットして、音圧を上げて。他より目立つ為、多少犠牲にして。そういうのに慣れてきているからか、時代も要求するものがそうだからか。
新しいプロトゥ―ルスに、以前のが使えなくなって、録音の途中からかわることになったのですが、普通に使うよく使う音圧を上げるものにしたら、キンキンしてベースやドラムも大きくなって聴けない。それは、バランスがどうしても変わるので手直ししないといけないのですが。音がキンキン。
音圧を上げるよりも音重視で、弱めに掛けるのにしてもらっても、まだキンキンする。もう前のソフトな音には出来ないらしい。以前と同じ掛け方にしても。何通りもあるから探すのが大変みたい。
時代の要求でそうなってきているのか。それとも、機械の調子が悪いからそうなっているだけなのか?
私は、古い時代のレコードの音が好きです。温かみがあって。いろんなものが、カットされずに残っているからか。
なかなかレコードを掛けたりは出来ませんが。じっくり聴く人が減って、ながら聴きが多くなったからでしょうか?曲の傾向もそのようなのが多くなってきているのは。
当たり障りなく、聴ける歌が多くなってきているように思います。
エラが好きですが、ミュージシャンの中には、管楽器のようにビブラートを全く付けない歌がいいとおっしゃる方もいらしゃるのですが、きつい感じになりますし、適度に普通にあった方が温かみがあって好きです。時代と共に要求したり好みも変わってきているのはわかりますね。
最近はレベルは上がっていますが、当たり障りなくそつなくて、気着心地のいいもの、ガツンと来る感じの人が少なくなって、家でくつろいで聴いている方が良くなって、ライブ離れがますます進むというのがあるかも知れません。生の音はまたいいのですが。クラッシックにはクラッシックのJazzにはJazzの聴くにはいいアンプとかスピーカーとか針とかあって、オーディオに凝っていらっしゃる方もみえますが、そういうのはそういうのでしか聴けない楽しみもあっていいですが、やっぱり生が一番だよとおっしゃられていました。場の空気感というものがあって、生でないと味わえないものもありますよね。
昔では考えられない、眠りのコンサートというものがあったりしますので、ストレスを抱えた現代社会では、そういうのが増えてきているのは当然かも知れません。
少し前は、CDは買わなくなったけれど、ライブには行くという人が多くなったと言うのを聞いた時もありましたが、今はライブにも行かないという人が増えてきた。家にいるだけで聴いたり観たりするものがたくさんあって、音質も問わない。経済的な面もあるでしょうし、沢山出来ることが増えすぎて、分散してしまったというのもありますが。音と言うのは微妙なもので、体験していないと、わからなかったりしますよね。その体験すらもしていなくて、分からない人も増えているのかも知れません。
それと、自分自身は出来ていないので人のことは言えませんが、何度も足を運んで聴きたいと思う人が少なくなってきているようにも思います。私の好みなのか、好きな声と歌い方の人がいなくなってきたからか。上手いよなあ、いい声だなあと言う人はたくさんいます。でもそれだけだったり。いないわけではなく、機会を逸しているのもあります。むしろJazzではない普通の曲を歌う人の中に、偶然にも素晴らしい歌を聴くことになって感動することがあったりします。
Jazzは即興も要素にあるので、一概には一緒には出来ませんが。まあ ジャンルに関係なくいいものはいい、ということです。
最近、ゆきさおりさんが、世界のJazzチャートを賑わせて話題になっていますが、Jazzとは無縁の人が、どこでどうなるかはわかりませんね。ずっと続けて維持していく為には、犠牲も払って大変だったみたいですが。
すいません、とりとめもなくなく書きました。
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ありがとうございました。